Photo: Playground Games

Xboxゲーム・スタジオの責任者であるマット・ブーティは英プレイグラウンド・ゲームズが手掛けるアクションRPG『フェイブル』シリーズ最新作の情報を公開したいと考えているが、開発チームは反対しており、まずリリースに向けて準備を整えたいと主張していることが明らかとなっている。

『IGN』によると、マット・ブーティは北米のゲームショー「パックス・ウェスト2022」で今後リリース予定の『フェイブル』の最新作について触れており、本作の情報をファンに公開するようたびたびプレイグラウンド・ゲームズに求めてきたが、開発チームは拒否していると語っている。

マット・ブーティは「私の仕事のひとつは開発チームのサポートです」と述べている。「開発チームは準備が整うまでゲームの情報を公開したくないと考えています。ですが、私は逆に、何か情報があるなら「ファンに公開すべきだ」と思っています。『フェイブル』にはクールな要素がたくさんありますので」

「開発チームからは、準備が整うまで何も見せられないとはっきり言われています」と彼は述べている。

マット・ブーティは『フォルツァ ホライゾン』で知られるプレイグラウンド・ゲームズに『フェイブル』の開発を任せることに「懸念」があったが、開発チームは「その懸念を完全に理解していた」と述べている。また、開発チームは「『フォルツァ ホライゾン』と同じ技術と情熱で開発に取り組んでいる」と続けている。

『フェイブル』は2020年にシネマティックなアナウンス・トレイラー動画でプレイグラウンド・ゲームズが開発を進めていると発表されており、XboxシリーズXとPCでリリースが予定されている。本作はオリジナル3部作の続編になるのか、新しい物語になるのかは現時点では明かされていないが、MMO(多人数参加型オンラインゲーム)ではなく、シングルプレイ・ゲームになることが判明している。

これまでに発売されたシリーズ本編は2010年にリリースされたXbox 360用ソフト『フェイブル3』が最新となっている。

関連情報としてアナ・メギルがリードライターとして『フェイブル』に参加することが明らかとなっている。彼女はアクション・アドベンチャー・ゲーム『ディスオナード』やMMORPG『ギルドウォーズ2』を手掛けたライターとして知られている。

その他のニュースとして、マット・ブーティは今後リリース予定のリブート版『パーフェクトダーク』について現代のプレイヤーに受け入れられるように「非常に慎重に」開発が進められていると語っている。

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