Photo: 1047 Games

1047ゲームズは基本プレイ無料のFPSゲーム『スプリットゲート』について今後の追加開発を終了すると発表している。

同社は『スプリットゲート』の公式ツイッター・アカウントで本作の人気はファンたちの熱意と応援なしにはあり得なかったと感謝を述べている。

『スプリットゲート』で同社は予想を超える大きな成功を収めており、このような成功を納めるインディ・ゲームは「わずか」だと認識している。1047ゲームズは「スタジオ初の成功は大学の寮で始まった夢のプロジェクトをAAAゲームへと変貌させ、ゲーム業界の大手パブリッシャーからリリースされているシューティング・ゲームと肩を並べる機会をもたらしてくれました」と述べている。「一流の開発者」を雇用できたことも成功につながったと続けている。

その一方で、『スプリットゲート』の追加開発は「人員が限られた中で初期に作った古いコンテンツやシステムを改善するもの」に変わってしまったと明かしている。1047ゲームズはこの開発プロセスを「ボートを宇宙船に作り変えるようなもの」だと例えているが、リリース当初からのファン層を満足させながらもゲームの規模や範囲の拡大も試みていたという。

発表の中で1047ゲームズは現在『スプリットゲート』の世界を舞台に、「進化ではなく、革新的な」変更が盛り込まれた新作の開発に注力していると発表している。新作は「シューティング・ゲームで、(プレイヤーが操作する)ポータルもあり、アンリアル・エンジン5で開発する」として、無料配信を予定していることが明らかとなっている。

新作に関する情報は少ないものの、『スプリットゲート』のクリエイターで、1047ゲームズの最高経営責任者であるイアン・プルックスが『レディット』で質問スレッド「アスク・ミー・エニシング(何か質問ある?)」を立ち上げている。ファンからの質問に対して新作ではストーリーがより壮大になり、ゲームの目標を一言で表すと「世界征服」だと答えている。

また、新作はイアン・プルックスが個人的に約1年間考えていたものだが、開発チームは「7月初旬から正式に新作の開発に移行した」と述べている。さらに、新作のリリースは「2022年や2023年ではない」としており、1047ゲームズが独自に販売を行う「可能性が高い」と続けている。

なお、『スプリットゲート』はサービスが終了するわけではなく、現地時間9月15日に新たなバトル・パスが配信される。また、所持しているアイテムや進行状況も失われることなく、バトル・パスは「『スプリットゲート』をプレイしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを込めて無料配布が予定されている。

発表の最後には、『スプリットゲート』では今後も小規模のアップデートや修正を配信し、サポートも継続するが、1047ゲームズは「完全新規」のシューティング・ゲームの開発に注力すると明記し、今後の方針を明らかにしている。

『スプリットゲート』の今後の追加開発や新作に関する詳細は、本作の公式サイトのFAQページに掲載されている。

https://www.splitgate.com/faq

FAQページでは当初の計画通り「エピック・ゲームズ・ストア」や他のプラットフォームでのリリース予定はないと記載されている。

その他のニュースとして、ストライキング・ディスタンス・スタジオズの創業者であるグレン・スコフィールドは、自身のツイッター・アカウントでクランチ(長時間労働)の慣習を美談のように語っていたが、批判を受けて謝罪している。

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