Photo: Square Enix

東京ゲームショウ2022の出展タイトルの一覧が公開されて、スクウェア・エニックスは『ファイナル・ファンタジーXVI』を出展しないことが明らかとなっている。

東京ゲームショウの公式サイトでは出展社と展示タイトルが公開されている。スクウェア・エニックスは『ファイナル・ファンタジー』シリーズ作品の様々な最新情報を提供する予定だが、『ファイナル・ファンタジーXVI』は出展タイトル一覧に載っていない。

『ユーロゲーマー』によれば、同サイトにはスクウェア・エニックスの出展タイトルとして、『ファイナル・ファンタジーXIV』、『クライシス コア -ファイナル・ファンタジーVII- リユニオン』、『ファイナル・ファンタジー ブレイブ・エクスヴィアス』、『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナル・ファンタジー オリジン』、『ファイナル・ファンタジーVII エバー・クライシス』などが掲載されている。

また、『タクティクスオウガ リボーン』、『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』、『ディオフィールド クロニクル』、『ロマンシングサガ -ミンストレルソング- リマスター』、『スターオーシャン6 ザ・ダイヴ・フォース』、『ヴァルキリーエリュシオン』なども出展が予定されている。

東京ゲームショウ2022はオンラインと幕張メッセの会場で開催される「ハイブリッド型」となり、9月15日から9月18日まで開催される。

6月3日には『ファイナル・ファンタジーXVI』の最新トレイラー動画が公開されて、同タイトルは2023年夏にリリース予定であることが発表されている。

このとき、ディレクターの高井浩は本作が「ゲームとして最初から最後まで通してプレイできるところまで」開発が進んでいると発表しており、「もちろん最適化やブラッシュアップとまだまだ詰めなくてはならない点は山ほどあります」と開発状況を説明していた。

また6月22日付けの『ファミ通』のインタヴュー記事によれば、プロデューサーの吉田直樹が『ファイナル・ファンタジーXVI』にターンベースのバトルシステムを採用しない理由を、ターンベースのバトルに馴染めない若い世代のゲーマーの感覚に合わせたためと説明している。

その後、彼はオンライン・マガジン『インヴァース』のインタヴューで、同シリーズが業界のトレンドへの適応に「苦戦していると思う」との考えを明らかにしている。しかし、そうした業界の流れについていけなくても心配はしていないと続けている。「私たちにできるのは複数のゲームを作り、どんな時でも最高の作品を作り続けるというのが今の印象です」

その他のニュースとして、Xboxは東京ゲームショウ2022に出展して、ゲームのアップデート情報や、デベロッパー・パートナーから発売されるタイトルの最新情報を公開すると発表している。

また、コナミは東京ゲームショウ2022に出展するタイトル・ラインアップを公開したほか、「全世界で愛されているシリーズタイトル」の新作発表を行うと告知している。

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