Photo: Valve

ヴァルヴ社はWEBパンフレットの中で同社の概要と「Steam Deck」をアジア市場向けに紹介し、「Steam Deckは携帯型ゲーミングPCの初期モデルであり、今後も継続して携帯型ゲーミングPCを開発する計画」であることを明らかにしている。

香港、韓国、日本、台湾でのSteam Deck発売を控えた現地時間8月25日、Steam Deckとヴァルヴ社の歴史と企業文化を紹介するパンフレットが公開されている。

ゲーム・ニュースサイト『ゲーミング・オン・リナックス』によると、パンフレットの最後にはSteam Deckの今後の展開が数ページにわたって記載されており、同ゲーム機は携帯型ゲーミングPCという新たな「カテゴリー」の始まりだと説明されている。

また、次のように記載されている。「Steam Deckはスチームの携帯型ゲーミングPCという新しいカテゴリーの初期モデルとなります。ヴァルヴ社は本製品においてハードウェアとソフトウェアの改善サイクルを徹底し、将来的にSteam Deckの新型モデルを市場に投入する予定です。オリジナル版および全てのゲーミングPCと同様に、今後開発するゲーム機でもゲーマーの皆さんが大好きなスチームのゲームを引き続きプレイできるようにしていきます」

ヴァルヴ社によると、Steam Deckの新型モデルおよび発売中の現行モデルも変化・進化を続けていくという。また、ユーザー・インターフェースの開発も続けられており、今後は「ビッグ・ピクチャー」モード(スチームをテレビとコントローラーで使用するためにデザインされたモード)も導入予定となっている。

さらに、ヴァルヴ社はSteam Deckを「多世代にわたる製品」と称しており、長期にわたってサポートを続けるという。

「我々では思いつかなかったSteam Deckの使い方をスチームのコミュニティから新たに学び、初期モデルよりもさらに使いやすく高機能な新型モデルを開発していきます」

Steam Deckは汎用性が高く、あるユーザーはテレビを上画面、Steam Deckを下画面としてニンテンドー3DSのタイトルをSteam Deckでプレイする方法を編み出している。

その他のニュースとして、Xbox部門の責任者であるフィル・スペンサーはマイクロソフトによるアクティヴィジョン・ブリザード社の買収を目前に控え、アクティヴィジョン・ブリザード社が持つモバイルゲーム分野での開発力が買収の決め手になったと説明している。

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