Photo: GSC Game World

スチームはウクライナの8月24日の独立記念日とゲーム制作文化をたたえて、セール情報や発表など様々な情報を掲載した「ウクライナ・ゲーム・フェスティバル」をオンラインで開催している。

『ユーロゲーマー』によると、インディカップが主催した「ウクライナ・ゲーム・フェスティバル 2022」はスチームの公式サイトでライヴ配信されており、ウクライナの現状や様々なインディーゲームが紹介されている。

スチームの公式サイトではウクライナのゲーム開発会社のタイトルが数多く販売されており、『ストーカー:シャドー・オブ・チョルノーブィリ』は現在75%オフ、フロッグウェアが開発した『シャーロックホームズ』シリーズも最高80%オフで販売されている。

また、現在同イベントではゲームをテーマやジャンルごとに分類して、コレクションとしてセット販売されているものもある。

さらに、『ストーカー2:ハート・オブ・チョルノーブィリ』のような期待作と並んで、今後リリースされるウクライナのゲームの体験版も数多く配信されている。

今年2月以降、ウクライナはロシアの軍事侵攻に苦しめられており、多くの開発者が軍事侵攻中の生活や現在開発中のゲームに対する影響について強調している。

例えば、ウクライナのスーパーマーケットチェーンが『ストーカー2』の開発元のGSCゲーム・ワールドの協力を得て、首都キーウに『ストーカー』シリーズをテーマにした店舗を最近オープンしている。スーパーマーケットチェーンのシルポは「私たちにとって、これは重要な事業であり、ウクライナ人の生命力を象徴しているのです」と述べている。

「一般論として、(スーパーマーケットに)何でもありますが、ミュータントやアノマリーは存在しないのだから、何でも、というのは事実ではありません」と続けている。

その他のニュースとして、スクウェア・エニックスが欧米で新スタジオを開設するのではないかと推測されている。これに先立って同社は今年5月に、所有していた複数のスタジオをエンブレイサー・グループに売却している。

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