スクウェア・エニックスは『ファイナル・ファンタジーXIV』のハウジング抽選販売で生じた不具合のために返還されたギル(ゲーム内通貨)について、任意の返却に応じるプレイヤーにお詫びの品として限定ポスターを配付すると発表している。
8月23日予定の次期アップデート「パッチ6.2『禁断の記憶』」の公開に先駆けて、パッチノートの一部が公式サイトで公開されており、ハウジング抽選販売の不具合の影響でギルが誤って返還されたプレイヤーを対象に「お詫びの品」を配付すると発表している。
プレイヤーは抽選販売に参加する際はギルを支払う必要があり、当選しなかった場合は同額がプレイヤーに返金されることになっていた。『ザ・ゲーマー』によると、当選したらギルを支払うはずなのに、不具合によりギルが返金されてしまったり、落選したのに返金されなかったプレイヤーもいるという。
これを受けてスクウェア・エニックスはギルの返却を奨励するために、返却したプレイヤーにゲーム内で使えるポスターを配付する措置を予定している。
パッチ6.2のパッチノートでは「ハウジングの抽選販売で発生していた問題への対応として、任意ギル返却用のNPCが設置されます」と説明されている。
「エンピレアム(X:10.2 Y:10.2)にいるNPC『お詫び品発行窓口』において、返却するギルに対応したお詫びのアイテムと交換できます」
ハウジング抽選システムが導入されてから1ヶ月以上が経過した今年5月には、本システムに修正が加えられている。これについて『ファイナル・ファンタジーXIV』のディレクター兼プロデューサーの吉田直樹は、正しい当選番号が反映されるようになったと説明している。
吉田直樹は次のように続けている。「非常に大きな不具合によってご迷惑をおかけしたため、強制的なギル返却のためのデータ巻き戻し(ロールバック)等はいたしません」
スクウェア・エニックスはギルの返却を強制しない方針で、不具合により返還されたギルを受け取ってしまったプレイヤーに配慮した措置を取っている。
その他のニュースとして、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは『デス・ストランディング』をPCゲームパスでリリースする計画には関わっていないと説明している。
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