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FPSゲーム『バタリオン1944』を手掛けるバルクヘッド社はスクウェア・エニックスとの業務提携が「正式に終了」したと発表して、『バタリオン:レガシー』の最終版を無料配信すると発表している。

『バタリオン1944』はインディゲーム支援部門「スクウェア・エニックス・コレクティヴ」を通して2018年に早期アクセス版が配信されており、その後、親会社のスクウェア・エニックスがバルクヘッド社の株式を20パーセント取得している。

現地時間8月9日、バルクヘッド社はスクウェア・エニックスとの業務提携が「正式に終了」したと発表し、2016年に実施した「キックスターター」キャンペーンのリターンとして提示していた家庭用ゲーム機版『バタリオン1944』の開発を中止するとしている。

同社は「我々はプレイヤーの皆さんにフォーカスして、心ときめく新たなステージを始めたいと思っています」と述べ、次のように続けている。「家庭用ゲーム機版『バタリオン1944』が実現出来なかったのは非常に残念です。キックスターターで家庭用ゲーム機版の開発を支援してくださった全員に返金を行います。対応に時間がかかってしまい、申し訳ございません」

バルクヘッド社のコミュニティ・マネージャーであるアーロン・ベイカーは次のようにレディットに投稿している。「この件について話せることがあまりなくて申し訳ありません。詳細は今後明らかになっていくと思います。状況が良くありませんが、これが現状です」

一方、ファンにとって悪いニュースばかりではなく、バルクヘッド社は『バタリオン:レガシー』について「『バタリオン1944』を改善した最終版」をリリースすると発表している。

同社によると、『バタリオン:レガシー』は「誰もが楽しめるように『バタリアン1944』のゲームプレイを1つにまとめ上げた集大成」だという。

バルクヘッド社はスチームで次のように説明している。「『バタリアン1944』の長所を洗練し、不具合のないスムーズなゲームプレイを実現しました。さらにサーバーブラウザ機能の動作、新勢力や新たな武器の追加、全ての武器が使用できるクラシックなゲームモード『サーチ&デストロイ』を導入したほか、ユーザー・インターフェースを完全に作り直し、ヴィジュアルも見直しています」

『バタリオン:レガシー』は8月17日にスチームから無料でリリースされている。

その他のニュースとして、スクウェア・エニックスは先日、「資本効率の改善」を目指して、同社が所有する欧米開発スタジオの株式を売却する予定であると報じられている。

スクウェア・エニックスは今年5月にクリスタル・ダイナミックスとアイドス・インタラクティヴをエンブレイサー・グループに売却しており、これは同社が掲げる「資本効率の改善」に向けた最初の動きだったのではないかと推測されている。

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