Photo: Respawn

エーペックスレジェンズ』に導入されているチート対策ソフトウェア「イージー・アンチ・チート」の不具合で、プレイヤーがアクセス禁止処分になる事態が発生していると報じられている。

ゲーム情報メディア『デキサート』によれば、『エーペックスレジェンズ』のプレイヤーたちがレディットで、ゲームのチート対策ソフトが本来意図したとおりに機能していないと主張している。

主要な問題として、プレイヤーのインターネット接続が切断されたときにチート対策ソフトウェアがプレイヤーのアカウントに違反行為があったと判断することが挙げられている。

プレイヤーの「Cauliflowwer」はこの不具合で、友人がアクセス禁止処分にされたと明かすと次のように述べている。「イージー・アンチ・チートは(プレイヤーのアカウントの)停止処分を判断する際に誤作動することがあります。イージー・アンチ・チートによる停止処分を受けたときに、(プレイヤーが異議を)申し立てできる仕組みがありません。この不具合は修正してほしいです」

「友人は1,600時間近くプレイしています。ついこの間、“家宝(スーパーレジェンド格闘武器)”を手に入れ、たくさんのスキンを持っています。ゲームが出たときからプレイしてきました。友人はインターネットの接続が切れたときに、イージー・アンチ・チートがタイムアウトと判断して、アクセス禁止処分になりました」と「Cauliflowwer」は続けている。「友人は現時点で(サポート・チームに)申し立てを2回送っています。どちらのメッセージにも同じ内容の自動返信メッセージが返ってきました。友人のアカウントはこれまで一度も停止処分を受けたことがなく、(システムに)違反行為があったと検出されたこともありません」

また、レディットでは「Cauliflowwer」の投稿に対し、別のプレイヤーの「BallisticWolfey」がこの不具合を経験したと返答している。「マッチの途中で、“The client failed an anti-cheat runtime integrity check: connection timed out(クライアント端末がチート対策システムのランタイム完全性チェックに失敗しました:接続タイムアウト)”というエラー表示が出て、マッチから追い出されました」

「Cauliflowwer」の投稿を受けて、数名のプレイヤーが同じ不具合を経験したと返答しており、プレイヤーの中にはこの不具合についてツイッターで注意を促している人もいる。エレクトロニック・アーツとリスポーン・エンターテインメントは現時点でまだコメントを出していない。

8月9日に開幕した『エーペックスレジェンズ』シーズン14では、マップ「キングスキャニオン」が刷新されている。さらに、プレイヤーが上げられるアカウント・レベルの上限が解放され、新レジェンド「ヴァンテージ」が登場している。

その他のニュースとして、2Kゲームズとフィラクシス・ゲームズは『マーベル ミッドナイト・サンズ』の発売時期を再び延期すると発表している。

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