モノリスソフトは『ゼノブレイド3』を購入した日本のプレイヤー向けに送信されたメッセージの中で、ゼノブレイドの未来の姿について言及している。
Nintendo Switch向け『ゼノブレイド3』は『ゼノブレイド』シリーズの3作目として7月29日に発売されている。『ニンテンドー・エヴリシング』によれば、『ゼノブレイド3』の総監督である高橋哲哉は日本のプレイヤーたちにメッセージを送り、感謝の言葉と今後の展望を伝えている。
『ニンテンドー・エヴリシング』によると、高橋哲哉は次のように述べている。「おかげさまで今作でゼノブレイドも3作目。2010年にWiiで発売された初代ゼノブレイドから早12年。以前、ゼノブレイドはこれまでの集大成という言葉を使わせていただきましたが、正に集大成。ゼノブレイド3には、この12年間に培われたモノリスソフトの全てが詰まっています」
「そして僕にとっては一区切り。今作では、クラウスの実験によって始まったゼノブレイドの物語の完結が描かれます」
そして、高橋哲哉はこれまでの『ゼノブレイド』シリーズのストーリーが『ゼノブレイド3』である意味「完結」するが、『ゼノブレイド』シリーズは終わらないと説明している。
「完結とはいっても、ゼノブレイドシリーズの終了、という事ではありません。あくまで僕の中での一区切り。今作と、そしてエキスパンション・パスの追加ストーリーを遊んでいただいたお客様には、その先にあるゼノブレイドの未来の姿を想像していただけるのではないかと思います」
『ゼノブレイド3』の拡張DLC「エキスパンションパス」を購入すると、「全く新たなオリジナル・ストーリー」を含む追加コンテンツを順次ダウンロードできる予定となっており、高橋哲哉の発言はこの「新たなストーリー」を指しているものと思われる。追加コンテンツは計4回にわたって配信が予定されており、配信予定日とコンテンツの内容は以下の通りとなる。
・第2弾(2022年12月31日までに配信予定):強敵とのチャレンジバトル、新たなヒーローとクエスト、新規デザインのファッション装備
・第3弾(2023年4月30日までに配信予定):強敵とのチャレンジバトル、新たなヒーローとクエスト、新規デザインのファッション装備
・第4弾(2023年12月31日までに配信予定):ゼノブレイドの「全く新たなオリジナル・ストーリー」
モノリスソフトは自社タイトルをリリースしているだけでなく、任天堂グループのゲーム開発会社として任天堂作品の開発支援も手がけている。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では舞台「ハイラル」のオープンワールド型のステージ、特に地形のデザインを手がけている。また、同社はリリースが2023年春までに延期された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編の開発にも携わっている。
その他のニュースとして、インタラクティヴ・ドラマ『アズ・ダスク・フォールズ』を手掛けているインテリアー/ナイト社のCEOが「より多くの人々を魅了する」物語性のあるゲームを作り続けたいとインタヴューで語っている。
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