Photo: Our Machinery

ゲームエンジンの開発を手掛けるアワ・マシナリーは自社ゲームエンジン「ザ・マシナリー」のサービス終了を発表している。

『PCゲーマー』および『ゲームディベロッパー』によると、同社はエピック・ゲームズの「アンリアル・エンジン」に代わるゲームエンジンとして登場した「ザ・マシナリー」のサービス終了をユーザーにメールで通知している。メールの内容は8月1日にユーザーがツイッターに投稿している。

メールには次のように記載されている。「ザ・マシナリーを応援していただき、誠にありがとうございます。残念ながら、サービスの運営を継続するのが困難な状況となりました……ザ・マシナリーのコミュニティにご参加いただき、大変感謝しています。皆さんの開発ニーズに何らかの形でお役に立てていたのであれば幸いです」

この突然の決定に関する詳細は一切明かされていないが、メールでは全てのライセンスは通知日から14日後に終了となる旨が記されており、開発者やユーザーに「ザ・マシナリーのデータを削除」するよう要請している。

また、アワ・マシナリーはライセンス料の返金を実施するものの、所有している全てのソースコードやバイナリは必ず削除するようユーザーに伝えている。一方、ゲームニュースサイト『ゲーム・ワールド・オブザーバー』によると、元々の利用許諾契約(EULA)第14条にはソースコードやバイナリの削除要請に関する記載はなく、デジタル情報のアーカイヴを保存しているサービス「ウェイバック・マシーン」を使用して、今年5月時点の契約書に該当する記載がなかったことも確認したという。ただし、第14条に「当社は予告なく、契約内容を更新または変更できる」と明記されており、5月以降に利用許諾契約にデータの削除に関する項目が追記されたとみられている。

現在の利用許諾契約には次のように記載されている。「ライセンスの終了に伴い、直ちに(a)本サービスとコンテンツの利用を全て停止し、(b)本サービスまたはコンテンツにて、所有・保管・管理しているソースコードまたはバイナリに関連する全てのデータを破棄しなくてはならない」

その他のニュースとして、今年6月、バンジーは従業員への脅迫を理由に『デスティニー2』のプレイヤーを提訴していたが、7月に判決書が公開され、その脅迫の実態が明らかとなっている。判決書には、人種差別や同性愛差別的な内容のボイスメッセージを従業員に送っていたことなどが記載されている。

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