WBゲームズ・モントリオールの開発者らがインタヴューで『ゴッサム・ナイツ』にバットマンを少しでも登場させると、ストーリーへの影響が大きすぎると語っている。
『ゴッサム・ナイツ』の開発チームはこれまでに数回にわたってバットマンは作品内では復活することなく、死亡している設定と明言している。WBゲームズ・モントリオールの開発者らは『ゴッサム・ナイツ』にバットマンが登場すると、描きたいストーリーが成立しなくなると語っている。
8月3日付『ゲームスレーダー』のインタヴュー記事で、エグゼクティヴ・プロデューサーのフルール・マーティは次のように語っている。「(圧倒的に強力な)バットマンが登場した方が、ストーリーはずっと単純になります。バットマンはどこにいても、存在感に溢れ、注目の的になるからです。そのため、初めからバットマンがいない方がストーリーの面白さが増してくるのです」
プレイヤーはナイトウィング、レッドフード、バットガール、ロビンのいずれかを操作して、ソロプレイまたは2人協力プレイを楽しめる。4人のキャラクターたちはゴッサム・シティで秘密組織「梟の法廷」に挑む。
さらに、「バットマンがいないことが、キャラクターたちの原動力になります」とリード・ライターのセリ・ヤングは述べている。「『もしバットマンがこの場にいたら、きっとこうするだろうな』とキャラクターたちが思う場面がいくつか出てきます。でも、バットマンはいません。なので、自分たちなりに対処しなければならず、そうした状況だからこそ、立ち向かう原動力になるのです」
先日、フルール・マーティは『ゴッサム・ナイツ』では2人のプレイヤーが同じキャラクターを選択してオンラインでプレイできると明かしている。詳細は明かされていないが、この点にはリリース後に注目が集まることが予想される。「ネタバレは避けたいのですが、協力プレイで同じキャラクターを選ぶと、面白い場面があります。遊び方は皆さんの自由です」
『ゴッサム・ナイツ』のリリースはプレイステーション5とXboxシリーズX/S版が10月25日、PC版が10月26日に予定されているが、プレイステーション4版とXbox One版については発売中止が発表されている。
その他のニュースとして、開発元のインソムニアック・ゲームズはPC版『スパイダーマン』がSteam Deckで正常に動作する「確認済み」のステータスを獲得したと発表している。
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