Photo: InnerSloth

『アモング・アス』を手掛けたインナースロース社の共同創業者が2019年に追加開発を終了するはずだったと明かして、その経緯について説明している。

『PCゲームズN』によると、インナースロース社の共同創業者であるマーカス・ブロムハンダーは現地時間7月27日にポッドキャスト「ヴィジョナリーズ」に出演し、開発チームの中で2019年に『アモング・アス』の開発は「基本的に終了」していたと語っている。

同社は2018年に本作をリリースした後、2019年までにアップデートや追加コンテンツを配信したことに触れて、マーカス・ブロムハンダーは「2019年初めに『アモング・アス』の追加開発を終了しようとしていた」と述べている。

開発チームは「これで終わりにして、他の作品を開発しよう」と考えており、「他のゲームのアイデアがかなり進んでおり、メンバーが試作を始めていた」という。

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しかし、ちょうど2019年初め頃に『アモング・アス』が爆発的に流行し、インナースロース社は方針を改めて本作の追加開発とサポートを継続することにしたという。

マーカス・ブロムハンダーは次のように続けている。「『アモング・アス2』を開発すべきか、それとも既存のタイトルをアップデートするべきか。たくさんの方がプレイしてくれていましたから、そういう大勢の人が遊んでいるゲームのアップデートを配信するという経験をしてみたかったんです」

その後、インナースロース社は2020年9月に『アモング・アス2』の計画を中止、『アモング・アス』の開発に全力を注ぐことを発表している。

現在も『アモング・アス』はアップデートを継続的に配信しており、最近はストラテジーゲーム『スペース・ウォーロード・オルガン・トレーディング・シミュレーター』や『フォートナイト』とのコラボレーションを実施している。

その他のニュースとして「ゲームズコム2022」に参加するゲーム開発会社および販売会社はオープニングイベント「ゲームズコム オープニング・ナイト・ライヴ」への出展費用が最低7万1000ポンド(約1100万円)だと報じられている。さらに開発会社はイベント会場でブースの設営費用も負担する必要があるという。

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