グーグルは噂されていたグーグル・ステイディアの閉鎖について正式に否定している。
先週、クラウド・ゲーミング・サービスのグーグル・ステイディアが閉鎖されるという噂が流れていたが、グーグルはこの噂について言及して、同サービスの継続を発表している。
7月29日、グーグル・ステイディアの公式ツイッター・アカウントは噂を正式に否定している。「ステイディアは閉鎖しません。プラットフォームと(有料サブスクリプション・サービスの)ステイディア・プロにより多くの素晴らしいゲームを追加するよう取り組んでおりますので、ご安心いただけたら幸いです。その他にご質問がございましたら、お知らせください」
Stadia is not shutting down. Rest assured we're always working on bringing more great games to the platform and Stadia Pro. Let us know if you have other questions.
— Stadia ☁️🎮 (@GoogleStadia) July 29, 2022
また、『ユーロゲーマー』によれば、グーグル・ステイディアでプレイヤーたちが自分のライブラリからゲームを削除できるのかどうかが話題になっていたことを受け、同ツイッター・アカウントは次のようにコメントしている。「ライブラリからゲームを削除するオプションについて、現在進捗はございません。フィードバックをありがとうございます。その他にご質問がございましたら、お知らせください」
関連情報として、米ニュース・サイト『アクシオス』はグーグルが『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』と『ハイ・オン・ライフ』をグーグル・ステイディアの主力タイトルとしてリリースする計画を立てていたが、結局お蔵入りになっていたと先月報じている。グーグル・ステイディアが自社タイトルの開発ではなく、ストリーミングでゲームを提供する技術や改良に事業の主軸を移したため、両タイトルが主力タイトルとしてリリースされることはなくなっている。
また、『ビジネス・インサイダー』によれば、米ゲーム開発会社のバンジーは当初、グーグル・ステイディアが提供している技術に関心を示していたが、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントによる買収が決定して以降、その技術を利用する計画は変更になったという。なお、カプコンはグーグル・ステイディアで採用されている「イマーシヴ ストリーム フォー ゲームズ」を使って、『バイオハザード ヴィレッジ』のデモ版を海外向けに公開している。
その他のニュースとして、人気ストリーマーのドクター・ディスリスペクトが設立したゲーム・スタジオであるミッドナイト・ソサイエティが新作シューティング・ゲーム『デッドロップ』のヴィジュアルを初公開している。
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