Photo: Monolith Soft

『ゼノブレイド』シリーズで長年ディレクターを務める横田弦紀が『ゼノブレイド』シリーズはまだまだ続くと発言している。

任天堂の公式サイトで公開された記事「開発者に訊きました」第6回の中で、インタヴュアーが『ゼノブレイド3』がシリーズの「集大成」と謳われていることに触れて、横田弦紀に「『ゼノブレイド』シリーズはまだまだ続きますよね?」と訊いている。横田弦紀は「はい、続きます! できる限り続けたいです……!」と答えている。

彼はこの質問の前に、『ゼノブレイド3』のエキスパンション・パスが『ゼノブレイド2 黄金の国イーラ』と同じようなボリュームになる予定だと発言しているが、横田弦紀の「はい、続きます」という言葉から推測するに、このエキスパンション・パック以外にも『ゼノブレイド』シリーズの新タイトルや新コンテンツがリリースされる可能性がある。

現時点で今後の『ゼノブレイド』シリーズがどのようなものになるかは明かされていない。『ゼノブレイド』シリーズはタイトルごとに独立しており、Wii U向けの『ゼノブレイドクロス』ではシリーズの世界観を踏襲しつつも独自のストーリーが描かれている。また、本シリーズは1998年にプレイステーションで発売された『ゼノギアス』から続く『ゼノ』シリーズの一部でもあり、横田弦紀は『ゼノブレード』ではなく『ゼノ』シリーズの継続を示唆したとも考えられる。

初代『ゼノブレイド』は2010年にWii向けに発売され好評を博していた。なお、当初は海外向けに発売される予定はなかったが、海外のファンが「オペレーション・レインフォール」というキャンペーンを立ち上げ、日本限定だった任天堂タイトルの数々を欧米で発売するようリクエストし、海外での発売に至っている。「オペレーション・レインフォール」は『ゼノブレイド』の他に、アクションRPG『ラストストーリー』と『パンドラの塔』の発売も求めており、両作とも海外での発売されたが、シリーズ化されたのは『ゼノブレイド』のみとなっている。

その他のニュースとして、Xboxの元幹部であるピーター・ムーアは7月27日に公開されたポッドキャスト『フロント・オフィス・スポーツ』のインタヴューで、Xbox 360時代にMicrosoftがソニーとの間で「家庭用ゲーム機産業の激しい競争を意図的に促した」と述べている。

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