Photo: Riot Games

ライアットゲームズのeスポーツ部門のトップであるジョン・ニーダムは同社の開発方針について、今後は「eスポーツ大会の開催を視野に入れた」対戦型ゲームの開発が主流になってゆくだろうと述べている。

ライアットゲームズがアイルランドのダブリンに新設した「プロジェクト・ストライカー」の開館式で、ジョン・ニーダムは『NME』のインタヴューに応じており、『プロジェクト・エル』というコードネームで開発が進められている次回作など、今後の開発タイトルにeスポーツ要素を組み込んでいく計画について語っている。

ジョン・ニーダムは次のように述べている。「ライアットのゲームはほぼ全て対戦型ゲームですが、eスポーツの競技としてプレイするのに適しているかどうかはタイトルごとに違います。すでに一般公開された『プロジェクト・エル』ですが、格闘ゲーム・コミュニティの核となるeスポーツ(のイベント)に力を入れていくつもりです」

「一方で、当社は世代を超えて楽しめるゲームの開発にも力を入れています。そういったゲームは対戦型オンラインゲームであることが多いので、対戦要素に重点を置いたゲームをメインに制作・開発していくことになるでしょう。そして、対戦要素を活かす方法としてeスポーツを取り入れて行きます」

プロジェクト・ストライカーの見学会では「最高のeスポーツ」の実現に向けた様々なプロジェクトが話題に上がっており、ライアット・ゲームズは現在『プロジェクト・エル』の他にも対戦型ゲームの開発を進めている可能性がある。

さらに、彼はプロジェクト・ストライカーについてeスポーツだけでなくライアットゲームズのエンターテインメント部門全体の施設となる予定だと述べている。同社のエンターテインメント部門はこれまで、2021年のネットフリックス・シリーズ『アーケイン』の制作や、デンゼル・カリー、プシャ・T、マディソン・ビアー、イマジン・ドラゴンズなど数多くのミュージシャンの音楽イベントを主催している。

「この施設を見れば、eスポーツ関連のコンテンツ専用ではないことがわかると思います。(ここでは)ライヴ音楽などのライヴ・エンタテインメントのイベントも開催できます。(私たちが構想している)新しいタイプのエンタテインメント企業になるという夢を達成するために、この設備をどう活用していこうか検討中です」

ジョン・ニーダムはライアットゲームズがeスポーツのイベント以外にも「積極的に企画」して、プロジェクト・ストライカーを多目的な施設にする方法を探っているという。

「私たちはイベントのプロデュースや動画配信などを通して、(ライアットゲームズの)エンターテインメント部門を盛り上げて、アーティストたちが情熱を注ぐ音楽をはじめとした様々なエンタメ・コンテンツの制作を支援していきます。そのために専門知識やスキルを持ったメンバーも揃っているので、(アーティストやスタッフ)全員が協力していきます。他にもまだ企画段階の計画もいくつかあります」

今月、ポーター・ロビンソンは『NME』のインタヴューで、ライアットゲームズとコラボして『リーグ・オブ・レジェンド』に提供した曲“Everything Goes On”の制作秘話を語っている。

その他のニュースとして、猫が主役のアクション・アドベンチャー・ゲーム『ストレイ』のMOD制作者たちが自身の猫を元にしたキャラクターをゲーム内で再現している。

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