Photo: Infinity Ward

『ヘイロー』、『ドゥーム』、『コール オブ デューティ』を手掛けた開発者が集うゲーム開発スタジオのサーテイン・アフィニティが、オリジナルの新規FPSタイトルの開発に向けて人員を募集している。

求人情報サイト『ジョブバイト』に掲載されたゲーム・ディレクター職は「当社のオリジナルIPとなる一人称視点シューターゲームの開発に向けて、創造的なヴィジョンを確立し、チームを率いていくことになります。また、ゲームコンテンツやシステムをまとめ、洗練された魅力あるゲーム体験を作り上げます」と説明されている。

『PCゲームズN』によれば、オリジナルの新規FPSタイトルが基本プレイ無料となるかは不明であり、新規FPSタイトルの全貌は明かされていないものの、ゲーム・ディレクター職は「専門知識を活かして、世界レベルで通用するライヴ・サービス型シューターゲーム体験の開発を先導・管理する仕事」と記載されている。

サーテイン・アフィニティは『ヘイロー・インフィニット』、『ドゥーム』(2016年)、『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア2 リマスタード』、『レフト・フォー・デッド』、『マフィア3』、『ヘイロー:ザ・マスターチーフ・コレクション』など数多くの有名タイトルを共同開発してきたことで知られている。

今回の新規FPSプロジェクトは、同スタジオがXbox向けに『モンスターハンター』のようなゲームとして2024年の発売を目指している作品とは別物と見られている。一方で、コードネーム『プロジェクト・スエルテ』で呼ばれるXbox向けタイトルについて、Xboxスタジオがカプコンの『モンスターハンター』シリーズが開拓した分野に参入しようとしていると複数の関係者が語っている。新規FPSと『モンスターハンター』風のタイトルが同じプロジェクトである可能性もあるが、情報が錯綜していて現時点でははっきりしない。

新規FPSタイトルのゲーム・ディレクター職はテキサス州オースティン・スタジオで募集されているが、在宅勤務がベースとなる。また、職務内容にある「新規IP」について、サーテイン・アフィニティのユーザー・エクスペリエンス部門でディレクターを務めるデヴィッド・シンクレアが自身のリンクトインのプロフィールに現在の職務として「新規オリジナルIP」と記載していることから、同社の新規タイトル開発の着手は確実だと思われる。

その他のニュースとして、『ヘイロー・インフィニット』の「キャンペーンCo-opモード」では、オンライン・マッチメイキング機能の導入予定がないことが明らかとなり、プレイヤーは自分たちで部隊を組む相手を見つける必要があるという。

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