プラチナゲームズは現在、様々なパブリッシャーとともに「未発表のタイトルをいくつか」制作していることが明らかとなっている。
この情報は『ファミ通』がプラチナゲームズの社長である稲葉敦志、そして神谷英樹、山根隆雄両副社長に行った独占ロングインタヴューの中で明らかになっている。
稲葉敦志は「ほかにも未発表のタイトルがいくつかあり、制作が佳境を迎えているものもあれば、まだ始まったばかりのものもあります」と明かしつつ、「それはパブリッシャーが発表することなので我々からは何も言えません」と述べている。さらに、すでに発表されている自社パブリッシングタイトル『プロジェクトG.G.(仮)』と並行して、もう一つの新しい自社IPを立ち上げようとしていることも明かしている。
すでに制作発表されている『ベヨネッタ3』や『プロジェクトG.G.』、さらにもう一つの新しい自社IPについて、稲葉敦志は「どれも大規模プロジェクト」だと評している。これらの大規模プロジェクトのために現在300人前後の社員を将来的に1000人に増やしたいと語っており、稲葉敦志は「やりたいことがたくさんある」と語り、神谷英樹も「稲葉の野望は、もう本当にデカすぎるんですよ」と続けている。
また、プラチナゲームズは現在大阪のメインスタジオと東京のスタジオを持っているが、今後博多や札幌にスタジオを増やすことを検討しているという。
プラチナゲームズが次に発売を予定しているタイトルは、最初のティーザー・トレイラー動画の公開から約5年を経て、10月28日にNintendo Switch専用ソフトとして発売される『ベヨネッタ3』となっている。発売日の発表と同時に、新しいプレイアブルキャラクター「ヴィオラ」の初公開など、3分を超えるゲーム内映像が新トレイラー動画で公開されている。
プラチナゲームズが手掛けた最新作は今年発売された『バビロンズフォール』だが、プレイヤーから厳しい評価を受けて、発売からわずか2ヶ月でスチームの同時接続プレイヤー数が一時的に1人にまで減少することもあった。それでも同社とスクウェア・エニックスは「シーズン2:日輪の女神」の期間を11月29日まで3ヶ月延長し、同作の今後の運営ロードマップを再検討する時間を設けている。
その他のニュースとして、『オーバーウォッチ2』の最新ベータ版で、次に登場するヒーローを示唆する謎めいたキツネのシルエットが公開されている。
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