Photo: EA Sports

エレクトロニック・アーツがプレイヤーのゲームのプレイスタイルに応じて広告やコンテンツを提供できるシステムの特許を取得している。

この特許は2020年10月に出願して、2022年7月に公開されている。ゲーム情報サイトの『OPアタック』及び『エクスピューター』によれば、エレクトロニック・アーツには積極的にこのシステムを使用する意図はなく、単にアイデアに関心があるに過ぎないという。

開示された情報によると、「ペルソナ・システム」はプレイヤーの「ゲームプレイ情報」に基づいてプロフィールを作成し、それを利用して機能的なコンテンツや「追加コンテンツをおすすめ」するための広告を生成できる。

基本的にはプレイヤーが参加したゲームとその中でどう振る舞うかのデータを収集し、特定のコンテンツや最適と考えられる広告を作成するシステムと見られる。

また、「ゲームプレイから収集するデータの例として、ゲーム内の探索、戦闘での振る舞い、収集アイテムの捜索、課題の完了または成果物の取得などが関連する場合があります」と付け加えられている。収集したデータは「ペルソナ・アーキタイプ」に取り込まれ、「挑戦者、冒険家、完璧主義」といったプレイスタイル別に分類される。

プレイヤーの分類方法はオンライン対戦ゲームを最もプレイしているプレイヤー、シングルプレイ・ゲームで収集アイテムをすべて見つけようとするプレイヤー、などのカテゴリーに分けられることになるという。

「プレイヤー・ペルソナは複数のゲームからゲームプレイ・データを取得しており、これを利用します。集められたデータを使って、プレイヤーに提示または提案するコンテンツが調整されます」

また、プレイヤーに提供するコンテンツの種類は、新作ゲーム、ゲーム内コンテンツ、追加ダウンロード・コンテンツ、アドオン、類似タイトルのコンテンツパックなど、多岐にわたるとエレクトロニック・アーツは述べている。

これは、ペルソナ・システムの将来性はゲームコンテンツの広告にだけ焦点を当てているのではなく、プレイヤー全体からデータを集めて構築することで、特定のコンテンツをオーダーメイドで作成できることを意味している。例えば、戦闘よりも探索重視のゲーム空間において、アルゴリズムがプレイヤーの好みに合わせたコンテンツを構築してくれるという。

特許にはさらに多くのアイデアが盛り込まれており、図、特許請求の範囲、文書はこちらのサイトですべて公開されている。

https://patentscope.wipo.int/search/en/detail.jsf?docId=US367933587&_cid=P20-L5MJ2I-00777-2

今回の特許がエレクトロニック・アーツのどのゲームに適用されるのかは不明だが、『FIFA』シリーズ、新たな基本プレイ無料ゲーム『スケート』、『エーペックスレジェンズ』などが候補として考えられる。

その他のニュースとして、Xboxゲーム・スタジオのベテラン開発者であるジェリー・フックは、ネットイース・ゲームズと共同で新たなAAAタイトル開発スタジオ「ジャー・オブ・スパークス」を設立している。

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