Photo: Konami

コナミは一時的に販売を中止している『メタルギア』シリーズ作品について、オンラインストアで再開するために準備を進めていると発表している。

『メタルギア』シリーズの日本公式ツイッター・アカウントは7月13日、『メタルギア』シリーズの35周年を記念し、「一時販売を停止しておりますタイトルにおいて、販売再開のための準備を進めております」と発表している。

販売の再開が予想される作品としては、2021年11月8日以降オンラインストアでの販売が一時的に停止された『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』と『メタルギアソリッド3 スネークイーター』が挙げられる。販売が一時的に停止となった理由としては、ゲーム内で使用している資料映像の一部について必要な権利更新作業に遅延が生じたため、と発表されている。コナミはこの告知に際して、販売再開のための準備を進めているとファンに説明していた。

両タイトルのプレイステーション3版、プレイステーション Vita版、Xbox 360版、グッド・オールド・ゲームズ版、プレイステーション・ナウ版の販売が一時的に停止されている。また、ニンテンドー3DS版の『メタルギアソリッド3 スネークイーター』もオンラインストアから削除されている。ただし、ニンテンドー3DSのストア自体は2023年3月に閉鎖が予定されている。

初代『メタルギア』は1987年7月13日にMSX2用ソフトとして発売されている。続いて、『スネークズ・リベンジ』(欧米限定で発売)と、『メタルギア2 ソリッドスネーク』の2作品が発売されている。その後、1998年に3Dで描かれたプレイステーション用ソフト『メタルギアソリッド』が発売され、『メタルギア』シリーズの名が一躍知れわたる切っ掛けとなった。

2001年11月にプレイステーション2向けに発売された『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』では、「ソリッド・スネーク」に代わる新たな主人公として「雷電」が登場する。2004年発売の『メタルギアソリッド3 スネークイーター』では『メタルギア』シリーズ全体の前日譚が描かれる。冷戦時代を舞台にプレイヤーは「ネイキッド・スネーク」を操作することになる。

『メタルギア』シリーズの生みの親である小島秀夫は、自身が率いるコジマプロダクションがXboxゲーム・スタジオと提携して、最新作を開発すると発表している。最新作についての詳細は現時点ではまだ公開されていない。また、小島秀夫が手がけた直近の作品である『デス・ストランディング』の主人公サム・ポーター・ブリッジスを演じたノーマン・リーダスは、同作の続編が制作中であるとインタヴューで明かしている。

その他のニュースとして、『ベヨネッタ3』が10月28日に発売されることが明らかとなっている。

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