Photo: Capcom

カプコンは発売を予定している待望の新作『バイオハザード ヴィレッジ』について早期アクセス版への招待を装った詐欺メールが発見されたと発表している。同社は、複数のプレイヤーが差出人アドレス「no-reply(at)capcom(dot)com」から詐欺メールを受け取ったという報告を受け、『IGN』 に次のような声明を発表している。

「現在、『バイオハザード ヴィレッジ』の「早期アクセス版にご招待」と記載された詐欺メールの流行を確認しています。その際の差出人アドレスは「no-reply(at)capcom(dot)com」と表示されていることが判明しています」

また続けて、「これらのメールはカプコンからのものではなく、無許可の第三者によるフィッシングであることをお知らせします。このようなメールを受け取った場合は、いかなるファイルもダウンロードせず、また返信もせず、直ちにメールを削除してください。もしメールの差出人がカプコンかどうか分からない場合は、直接当社まで確認してください」と説明している。

『バイオハザード ヴィレッジ』は、2021年5月7日に現行機および次世代の家庭用ゲーム機向けの発売が予定されており、PlayStation 5専用の体験版が現在配信されている。全機種対応の体験版も今後配信されるという。

カプコンは、昨年11月にランサムウェアによるサイバー攻撃を受けており、新たに発生した一連の早期アクセスメール詐欺は、最新のサイバー攻撃とみられる。昨年11月のハッキングでは、日本と北米の顧客情報および個人情報が約39万件流出しており、盗まれた情報には氏名、住所、電話番号、メールアドレス、顔写真、社内の「人事情報」などが含まれているという。

『バイオハザード ヴィレッジ』のその他の情報として、カプコンはアドバンスト・マイクロ・デバイセズ社と提携し、PC版では映像を実写のように再現する高度なビジュアル技術「レイトレーシング」に対応することを発表している。

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