バイオウェア社でプロジェクト・ディレクターを務めるマイケル・ギャンブルは、メアリー・ドゥマールが新たに『マスエフェクト』開発チームに加わり、シニア・ナラティヴ・ディレクターとして『マスエフェクト』シリーズの次回作を手掛けるとツイートしている。
この発表に先立ってアイドス・モントリオールで『マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『デウスエクス』のナラティヴ・デザイナーを務めたメアリー・ドゥマールがエレクトロニック・アーツの開発子会社であるバイオウェアに移ったことが報じられていた。
『マスエフェクト』シリーズの次回作の詳細はまだ明らかになっていないが、マイケル・ギャンブルは自身のツイッター・アカウントでメアリー・ドゥマールが『マスエフェクト』の開発チームに参加すると明かしており、興奮した様子で次のように述べている。「ああ、メアリー・ドゥマールがシニア・ナラティヴ・ディレクターとして、『マスエフェクト』の開発チームに加わることをお知らせできて本当に嬉しいです」
さらに、彼は興奮が最高潮に達した様子で「みなさんは『マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『デウスエクス』などでの彼女の仕事ぶりを知っているでしょう」とファンに語りかけ「彼女は本当に素晴らしい」とシンプルな言葉でツイートを締めくくっている。これらのシリーズのファンたちもマイケル・ギャンブルと同意見で、リプライには賛辞と祝福の言葉が数多く見られ、「『マスエフェクト』の次回作のリリースが待ち遠しい」、「メアリー(・ドゥマール)の『マスエフェクト』チームへの参加を祝福」といったコメントが寄せられている。
Oh, hey!
I'm really excited to let you know that Mary DeMarle will be joining the Mass Effect team as Senior Narrative Director. You've seen her work in Guardians of the Galaxy & Deus Ex (to name a few!). She's amazing.— Michael Gamble (@GambleMike) July 4, 2022
タイトル未定の『マスエフェクト』の次回作は、2022年4月に開発がスタートしたと報じられているものの、現在開発メンバーの多くは2023年リリース予定のファンタジーRPGシリーズ最新作『ドラゴンエイジ:ドレッドウルフ』の制作に取り組んでいる。
一方で、エレクトロニック・アーツの内製エンジン「フロストバイト」が使用できなかったため、次回作『マスエフェクト4(仮称)』は「アンリアル・エンジン5」を採用すると報じられている。メアリー・ドゥマールが開発に加わったことで『マスエフェクト』シリーズの次回作は質の向上が期待されるが、進捗状況の公開までには時間がかかるとみられる。
その他のニュースとして、オープンワールド型アクション・アドベンチャー・ゲーム『レッド・デッド・リデンプションII』の新たなMODでは、野生動物、天候、キャラクターシステムなどが改善されて、PC版のゲーム全体が刷新されていることが明らかとなっている。
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