『ソニックアドベンチャー』に収録された有名なミニゲーム「釣り」が最新作『ソニックフロンティア』に登場することが明らかとなっている。
釣りのミニゲームは20年以上前の1998年にリリースされた『ソニックアドベンチャー』以来、同シリーズに登場してこなかった。『PCゲームズN』によれば、『ソニックフロンティア』の特集記事を公開した『ゲーム・インフォーマー』と、ツイッター・ユーザーの「regularpanties」が今回のニュースを伝えている。
Sonic Frontiers via Game Informer: IT'S BIG HOLY FUCK pic.twitter.com/3DV9fSOdDO
— Pan-hime – Le Neko Arc supersonique (@regularpanties) June 29, 2022
本作に収録されるステージ「電脳空間」には、ソニックが広大なオープンゾーン型のステージから、小さめの直線的なステージに移動できるポータルが存在し、移動した先にはビッグ・ザ・キャットがいるという。ビッグ・ザ・キャットはファンの間ではお馴染みの紫色の大きなネコで、『ソニックアドベンチャー』にはこのネコを操作して、釣りを楽しめるモードも収録されている。
『ソニックフロンティア』で釣りをすると、プレイヤーは「トークン」を入手でき、このトークンは、「ポータル・ギアの一部、ボイス・ダイアリー(音声日記)、カギなどの様々なアイテム、さらにはエミーのハートのかけらなど、プレイヤーが収集可能なアイテムに交換できる」という。なお、釣りを楽しみたい場合には、ステージ(本編のゲーム内)で手に入るビッグ・ザ・キャットの紫色のコインが必要になるという。
『ソニックフロンティア』は全プラットフォーム(XboxシリーズX/S、Xbox One、プレイステーション5、プレイステーション4、PC、Nintendo Switch)で2022年冬に発売が予定されている。具体的なリリース日はまだ発表されていない。『NME』は事前体験で「キャラクターの動きがスムーズではないが、アイデアに溢れた」ゲームと評価している。
プレヴュー記事は次のような感想で締めくくられている。「デモ版を終えて、もっとプレイしたい、世界観とストーリーを確かめたい、と思いました。作品にはコンセプトと熱意が感じられ、(開発者がこの作品を)時間をかけて磨けばシリーズでも珠玉のタイトルとなるでしょう」
先日、ソニックチームの代表である飯塚隆は最新作『ソニックフロンティア』が「この先の10年を見据えた次のステップ」になる作品だとインタヴューで語っている。「私たちを信じ、今後の作品にご期待ください。ファンの皆さんが『ソニックフロンティア』をプレイして、実際にどういったゲームなのかを理解していただける時が来るのを心待ちにしています」
『ソニック』の関連ニュースとして、ファンが『ソニックマニア』をモチーフに開発した『ソニック・アンド・ザ・フォーレン・スター』が「ギットハブ」経由でリリースされている。
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