Photo: Capcom

シリーズ最新作『ストリートファイター6』に導入される操作モード「モダンタイプ」について、ディレクターの中山貴之が、いわゆる「イージー・モード」はなく、公式大会でも活躍が期待できるような操作方法を目指していると語っている。

『ゲーム・インフォーマー』が「サマー・ゲーム・フェス」で実施したインタヴューに『ストリートファイター6』のプロデューサーである松本脩平とディレクターの中山貴之が応じ、新たな操作モードについて説明している。来たるシリーズ最新作では、対戦格闘ゲームの初心者でも爽快感があるバトルが楽しめるように、コマンド入力を必要としないシンプルな操作方法が導入される。

中山貴之は次のように述べている。「(ゲームのバランスが肝心です。)どうやってやるかというと、頑張ってやるのが、本当にその答えになるとは思うんですけど。モダン操作っていうもの自体が、イージー・モードという考えではなくてですね」

「大会に出てモダン操作で優勝してくれるような人が出てくるようなものを目指して作っていると言う感じですね」

『ストリートファイター6』で新たに導入された「モダンタイプ」を使うと、長いコマンド入力をせずに、方向キーと「必殺技」ボタンの組み合わせだけで、複雑なコンボ技や様々な必殺技を繰り出せる。

『NME』のプレヴュー記事では、記者のジョン・ペルツが『ストリートファイター6』について、「モダンタイプ」は操作の難しい格闘ゲームというジャンルに新規プレイヤーを呼び込むのに貢献するのではないか、と述べている。「私は格闘ゲームが全然だめなのですが、『サマー・ゲーム・フェス』では、この新しい機能を使ってその場に居合わせた他のプレイヤーに勝つことができたので、他の初心者の方も楽しめると思います。それに、相手の攻撃を何度もかわすことができたのにはとても驚きました」

『ストリートファイター6』はXboxシリーズX/S、プレイステーション4、プレイステーション5、PC向けに2023年に発売が予定されている。

その他のニュースとしては、ファン制作の2Dゲーム『ソニック・アンド・ザ・フォーレン・スター』が配信されており、『ソニック』シリーズの初期タイトルや『ソニックマニア』といった比較的新しいタイトルからインスピレーションを得たゲームとなっている。

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