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任天堂は年間合計額10万円(税込)の範囲で最大6回までの修理を保証するNintendo Switch向けの定額制修理保証サービス「ワイドケア for Nintendo Switch」を日本国内で開始している。

『VGC』によると、「ワイドケア for Nintendo Switch」の紹介サイトが7月1日よりオープンしており、日本のNintendo Switchユーザーは購入時期に関係なくいつでも加入できて、本体などの修理が受けられるようになっている。

このサービスには現在、月額200円(税込)と年額2,000円(税込)の2つのプランがある。

日本国内向けに製造されたNintendo Switch本体(有機ELモデル含む)とNintendo Switch Liteが対象となり、あわせてそれぞれの本体に付属するNintendo Switchドック、Joy-Con (L)/(R)、ACアダプターが保障の対象となっている。

修理費用は10万円以下の場合は加入者が負担する必要はなく、10万円を超えた場合には超過分が自己負担となる。1ユーザーで最大5台までNintendo SwitchまたはNintendo Switch Liteを登録することができるが、それぞれの本体ごとに契約が必要となる。

ユーザーが修理を依頼すると、「ワイドケア for Nintendo Switch」サポートセンターから「修理品配送ボックス」が届き、そのボックスで修理依頼品を発送すると、修理依頼品到着後2〜3週間で修理が完了して返送されるという。

今回の定額制修理保証サービスは、Joy-Conのドリフト問題(実際には触れていないのにアナログスティックが勝手に動いてしまう不具合)に任天堂が対応を続けている状況を受けて発表されている。

先月、英国の消費者団体Which?が、同団体の調査でユーザーの約40%がJoy-Conのドリフト問題に直面しているとして、任天堂に「至急、独自調査をするよう」要請している。

Which?のポリシー・アドヴォカシー部門の責任者であるロシオ・コンチャは「我々の調査では、Nintendo Switchユーザーはドリフト問題に悩まされ続けており、故障したコントローラーの交換費用の負担や、任天堂のサポートセンターに連絡してもつながらないことが多い」と述べている。

その他のニュースとして、シミュレーション・ゲーム『ザ・シムズ4』で最新拡張パック「ハイスクール・イヤーズ」の公式発表トレイラー動画が公開され、7月28日にリリースされることが明らかとなっている。

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