Photo: Nintendo

ゼルダの伝説 風のタクト』の発表当初、セル画風のアートスタイルにファンから様々な反響があり、同シリーズの生みの親として知られる宮本茂も、あまり乗り気ではなかったことが明らかとなっている。

6月26日にYouTubeチャンネル「ディド・ユー・ノウ・ゲーミング?」で『ゼルダの伝説 風のタクト』の未公開情報が公開されている。このタイトルは高い評価を受けているものの、宮本茂がアートスタイルを最初に見たときには「ドン引きした」という。

また、『ゼルダの伝説 風のタクト』のストーリーについても「かなり長い間」宮本茂には秘密にしていたそうで、ディレクターを務めた青沼英二は「海をわたる冒険で、たまたま主人公がリンクだった」と表現するにとどめていたという。

宮本茂は「リアルな」アートスタイルにこだわっていたが、「このチームではリアルなゼルダを作るのに10年はかかる」と最終的にはセル画風のアートスタイルを受け入れ、現在では有名なセル画風のスタイルであれば、より短い時間で完成させることができると考えたという。

宮本茂は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』に代表されるフォトリアルなアートスタイルをすでに知っていたため、開発チームはそれとかけ離れたセル画風のアートスタイルを見せることができなかったと2013年にも報じられている。2000年に開催された任天堂の展示会「スペースワールド2000」でも、『時のオカリナ』でおなじみのリンクと大魔王ガノンドロフがぶつかり合う場面を進化させたデモ映像が公開されていた。

開発チームは当初から『ゼルダの伝説 風のタクト』のセル画風アートスタイルに注力しており、トゥーン・レンダリングのデフォルメされた動きでリンクと魔物モリブリンの戦闘の手ごたえが実現できたため初めてこの作品を宮本茂に見せることができたという。

2017年にリリースされた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編は当初2022年に発売予定だったが、延期されて2023年春の発売が予定されている。

その他のニュースとしてナイアンティック社が『ポケモンGO』の新たなチート対策システムを公開したことが明らかとなっている。

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