Photo: Sega

ソニックチームの元代表の中裕司が『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の楽曲はマイケル・ジャクソンが制作したことを示唆している。

中裕司はかつて『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』のプロデューサーを務めており、6月23日付のツイートでマイケル・ジャクソンが同作の音楽を手掛けたという根強い噂について言及している。

「どうしたんだろう、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の音楽が変更されたのに、セガの公式TikTokではマイケル・ジャクソンの楽曲が使われている」とツイートしており、最近のセガの公式TikTokでマイケル・ジャクソンの楽曲が使用されているにもかかわらず、セガが『ソニックオリジンズ』での『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の再販にあたって楽曲が変更されたことへの不満を匂わせている。

『ソニックオリジンズ』で変更された楽曲のうち、マイケル・ジャクソンが作ったと噂されているのは“Carnival Night Zone”となっており、以下の動画では『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』のオリジナル版の楽曲と『ソニックオリジンズ』のために新たに制作された楽曲を比較しながら試聴することができる。

マイケル・ジャクソンが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の楽曲制作に関わっていたことを明かした直後に、中裕司は「マイケル・ジャクソンのヘリコプターで彼の家に行ったとき」に、自宅兼遊園地の「ネバーランド」を上空から撮影したという写真をツイートしている。

1994年の発売以来、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』にはマイケル・ジャクソンが関わっているという噂が語り継がれてきた。同作の楽曲制作に携わった何人かの作曲家はマイケル・ジャクソンと一緒にサウンドトラックを手掛けたとかねてより語っていたが、セガは常に否定してきた。

マイケル・ジャクソンが楽曲制作に関わったことを、中裕司のような『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の関係者が認めたのは珍しいこととなっている。

中裕司は2006年にセガを退社し、37年間のゲーム開発人生で初めてソロ・プロジェクトを最近立ち上げている。また、彼は今年4月に、3Dアクション・ゲーム『バランワンダーワールド』のディレクターからの解任をめぐるスクウェア・エニックスに対する訴訟が終了したことを報告している。

その他のニュースとしてバンジー社は同社になりすまし、今年3月に『デスティニー2』関連の動画の削除申請を96件行ったYouTuberに対して620万ポンド(約10億2600万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

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