『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』のスキン・コレクターが保有するスチームのアカウントがハッキングされ、160万ポンド(約3億円)相当のアイテムが盗まれたと報告している。盗まれたアイテムの中には武器スキン「AWP ドラゴン・ロアー」など4万5000ポンド(約700万円)以上で取引される貴重なアイテムが7つ含まれている。
被害に遭ったコレクター「ohnePixel」のツイートによると、『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』で最も高価なアイテムが盗まれたほか、盗難に遭ったアイテムの半分はすでに売却されており、残りはハッカーのアカウント上で「取引保留」になっているという。
please spread this
if someone from @csgo/@steam sees this, message me and i'll get you in contact with him to get this sorted
half(?) of the items got quicksold and are gone, other half(?) sent to the hacker's steam account and are sitting on a trade hold
it's not too late
— ohnePixel (@ohnePixel) June 21, 2022
貴重なアイテムには、伝説の「ゼロ星カランビット」や「カランビット・ケース・ハーデンド・ナイフ」の色違いの「#1ブルージェム」などが含まれており、このアイテムだけでも110万ポンド(約1億8000万円)の価値があるとされている。
『ドット・イースポーツ』の報道によると、「ohnePixel」のスチーム・アカウントは1週間前にハッキング被害を受けていたと見られるが、被害には気づいていなかったという。ハッカーは盗んだアイテムで莫大な利益を得ようとはせず、スチームの「市場価格」で販売したため、発見が遅れたと考えられている。
「ohnePixel」は「メンション」をつけてツイートし、『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』とスチームの従業員に対して盗まれたアイテムを取り戻してほしいと訴えている。このゲームではスキンや装飾品などのアイテムが人気を博しており、2012年の発売以来、ユーザーたちはアイテムを収集し続けてきた。収集されたアイテムは非常に価値があるため、ハッカーの標的となっても不思議ではない。
本稿執筆時点では『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』とスチームを運営するヴァルヴ社はこの件についてコメントを発表していない。
その他のニュースとして、『キングダム ハーツ』の開発チームが2023年発売予定の『ファイナル・ファンタジーXVI』で戦闘シーンの制作に協力しており、プロデューサーの吉田直樹はその貢献を称えている。
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