コジマプロダクションは現在も続くロシアの軍事侵攻によりウクライナから日本へ避難している人々を支援するために、反戦を呼びかけるチャリティグッズを販売すると発表している。
2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を開始して以来、多くのゲーム会社や開発スタジオが寄付や募金で人道支援を表明している。
現在、『デス・ストランディング』の開発元であるコジマプロダクションは他のゲーム会社に賛同し、戦禍をくぐり抜けてウクライナから避難している人々に寄付をするために資金を募っている。
本日予約がはじまった「ルーデンス ピースマークユニット」☮️
東京オフィスがある、品川シーズンテラスビル入口のルーデンスも、アップデート完了です✋🌈🦀🐳☔️🌱👶👍ギルドデザイン(@GILDdesigner)さんにご協力いただいた、本製品の詳細はこちらから👇https://t.co/1J5144tIqj#KojimaProductions pic.twitter.com/Q4RGuK8uRm
— KOJIMA PRODUCTIONS (@KojiPro2015) June 21, 2022
コジマプロダクションの公式ツイッター・アカウントは6月20日、「このたび、コジマプロダクションでは、ウクライナから日本へ避難されている方々に支援を行ってまいります」とツイートしている。
同社はシンボル・キャラクター「ルーデンス」のピースマーク型バックルをモチーフにしたジュラルミン製のチャーム「ルーデンス ピースマークユニット」を公式オンライン・ストアで販売し、資金を募ると発表している。
「ルーデンス ピースマークユニット」は価格が5,500円(税込)となっており、売上は全額ウクライナから日本へ避難している人々に直接寄付される。すでに完売している初回販売分の出荷時期は8月頃となっており、記事執筆時点では9月出荷分の予約が受付中となっている。
ロシアの軍事侵攻を受けて、多くのゲーム会社がいち早く連帯を表明している。11ビット・スタジオはサバイバル・シミュレーション・ゲーム『ディス・ウォー・オブ・マイン』から得た収益の52万ポンド(約8,000万円)をウクライナ赤十字に寄付したと報告している。
また、『サイバーパンク2077』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』の開発元であるCDプロジェクト・レッドは、ポーランドの人道支援組織「ポーランド人道アクション(PAH)」に18万1000ポンド(約2800万円)を寄付している。
さらに、『エルデンリング』で知られるバンダイナムコグループは公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに65万ポンド(1億円)を、スクウェア・エニックス・グループは国連UNHCR協会に50万米ドル(約6700万円)の寄付を実施している。
その他のコジマプロダクション関連情報として、先月には『デス・ストランディング』に出演した俳優のノーマン・リーダスがインタヴューで『デス・ストランディング』の続編が開発中だと明かしている。
その他のニュースとして、『ユーロゲーマー』よると、対戦型マルチ・プレイヤー・スポーツゲーム『ローラーチャンピオンズ』がニンテンドーeショップでNintendo Switch向けに6月21日より配信が開始されている。
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