開発中と報じられている『ワン・ツー・スイッチ』の続編について、任天堂が発表を見送る可能性が浮上している。社内で試作版をテストしたが、厳しいフィードバックが寄せられたためだという。
今年に入ってからパーティー・ゲーム『ワン・ツー・スイッチ』の続編が開発中であると複数のメディアで報じられている。6月7日付けの海外メディア『ファンバイト』の報道記事によれば、続編のタイトル名は『エヴリバディーズ・ワン・ツー・ニンテンドー・スイッチ(Everybody’s 1-2-Nintendo Switch)』になる可能性がある。
さらに、ジャックボックス・ゲームズが手掛けるパーティー・ゲーム『ジャックボックス・パーティー・パック』シリーズにインスパイアされた作品になっており、スマートフォンを使うと最大100名のプレイヤーが1つのロビーに集まってプレイできると報じられている。
また、『ファンバイト』は任天堂が続編の発表を見送る可能性があり、その理由について試作版をテストした際に「厳しい」フィードバックが寄せられたためと説明している。ターゲットのプレイヤー層となる子供のいる家庭のテスターたちの多くが退屈で飽きてしまったという。
このゲームにはホスト役として、「ホース」と呼ばれる二足歩行する馬が登場するが、情報筋はゲームの品質があまりにも低いため、続編が「ホースシット」と呼ばれていたと伝えている。さらに、『エヴリバディーズ・ワン・ツー・ニンテンドー・スイッチ』と称される「続編」のテスト結果については、任天堂の関係者が「この状態で発売したら会社の評判を落とすことになるかもしれない」と口にするほどだった。
『ファンバイト』は同作の価格帯やNintendo Switch Onlineへの対応などリリース情報はまだ明らかになっていないと報じている。今後、正式に発表せずにお蔵入りする可能性もあり、現時点では続報が待たれる。
初代『ワン・ツー・スイッチ』は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と並んでNintendo Switchのローンチタイトルとしてリリースされており、これまでの売上本数は345万本を上回っている。
その他のニュースとして、6月10日に発売される新作ホラーゲーム『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』を開発したスーパーマッシヴ・ゲームズについて、米・俳優のデヴィッド・アークエットはホラー映画『スクリーム』のゲーム版を見てみたいとインタヴューで語っている。「スーパーマッシヴ・ゲームズなら簡単に素晴らしいゲームに仕上げてくれます。再撮影もできると思います」
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