Photo: Square Enix

スクウェア・エニックスは6月3日に開催されたプレイステーションの最新情報番組「ステート・オブ・プレイ」で『ファイナル・ファンタジーXVI』を2023年夏にリリースすると発表し、最新トレイラー動画を公開している。

約3分間のトレイラー動画『ドミナンス』では、冒頭で「世界に混沌と支配をもたらす者たちがいたーーこれは、その運命に抗う人々の物語」というメッセージが表示され、「この力は、人の身には余るもの」というナレーションとともに「ドミナント」の概要が説明されている。

トレイラー動画では人々と「ドミナント」の激しい戦いが繰り広げられる様子が描かれており、戦争がもたらす死や破壊について語られている。『ファイナル・ファンタジーXVI』のトレイラー動画はこちらから。

『ファイナル・ファンタジーXVI』のプロデューサーである吉田直樹はプレイステーションの公式ブログで次のように述べている。「これまであまりゲームシステム面には触れてきませんでしたが、今回、少しずつではありますが、ゲームプレイが垣間見えるものになったのではないかと思います」

「主人公『クライヴ』の本格的なバトルアクション、召喚獣の能力と思しきその技の豊富さ、そして何よりも、超巨大召喚獣同士の激突など、多くのアクション・シーンがプレイアブルになっています。プレイステーション5の性能を使い、ストーリーとバトル、そして巨大召喚獣同士の激突が、シームレスに繋がっていく、絶叫マシン——ジェットコースターのような体験をお届けしたいと思っています」

同じくディレクターの高井浩は本作が「ゲームとして最初から最後まで通してプレイできるところまで」開発が進んでいるとしており、「もちろん最適化やブラッシュアップとまだまだ詰めなくてはならない点は山ほどあります」と現在の開発状況を説明している。

その他にも「ドミナント」である新キャラクター「フーゴ・クプカ」について、プレイステーションの公式ブログでは次のように紹介されている。「ダルメキア共和国の一兵卒に過ぎなかったが、召喚獣『タイタン』のドミナントとして覚醒したことでその地位と富を得た」

「『フーゴ・クプカ』の発言権はダルメキア軍のみに留まらず、今や評議会に意見し、国の行く末すら左右するまでとなっている。何もかもを手に入れたはずの『フーゴ・クプカ』だったが、『ベネディクタ・ハーマン』と出会ったことで、その人生を大きく狂わせてゆくーー」

『ファイナル・ファンタジーXVI』は2023年夏にプレイステーション5でのリリースが予定されている。

その他のニュースとして、セガは『バイオハザード RE:4』を2023年3月24日にリリースすると発表し、トレイラー動画を公開している。

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