ゲーム開発会社のYSネットはファンタジーの世界を舞台とした新作3Dシューティング・ゲーム『エアー・ツイスター』をアップルの定額制ゲーム・サービス「アップル・アーケード」で6月24日に配信すると発表している。
YSネットは、2019年にリリースされたアクション・アドベンチャー・ゲーム『シェンムーIII』を手掛けた鈴木裕が設立したゲーム開発スタジオとして知られている。
『エアー・ツイスター』は「アップル・アーケード」の概要欄で次のように紹介されている。「伝説のゲーム・クリエイター、鈴木裕がお届けする新たなエンドレス・シューティング・ゲームです。ファンタジーの世界を舞台に、侵略者との空中戦を繰り広げます」
「美しく作り込まれた世界の中、放たれるホーミング・アロー攻撃は優雅な軌道を描き、雨のように降り注いで敵を貫きます。タッチスクリーンで楽しく簡単にプレイできるスワイプ・シューティングとなっており、惑星の命運は皆さんの手に委ねられています」
『エアー・ツイスター』のトレイラー動画はこちらから。
『エアー・ツイスター』では、プレイヤーが王女「アーチ姫」となって滅亡の危機にある惑星を救うべく「奇妙な侵略者」に立ち向かうことになる。また、12種類のステージが用意されているほか、20種類の敵「ヴァンガード」や10種類のボスが登場する。
鈴木裕はアメリカのニュースサイト『アクシオス』とのインタヴューで、新作について次のように語っている。「アップルの本社に伺ったときに話をしたんです。すごく有意義なお話ができました。もし昔のアーケード・ゲームのような、分かりやすくて何度もプレイたくなるゲームをやるとしたら、どんなものが良いかという話をしました」
鈴木裕は2008年にYSネットを設立しており、2015年にクラウドファンディング・プラットフォーム『キックスターター』で『シェンムーIII』の開発資金を募り、出資金480万ポンド(約7億8200万円)を集めた。『シェンムーIII』は2019年にリリースされており、『エアー・ツイスター』は2019年以来の新作となっている。
関連情報として、新たなカート・レーシング・ゲーム『ワープド・カートレイサー』が5月20日に「アップル・アーケード」で配信されている。同作では米テレビ製作会社のトゥウェンティース・テレビジョンが手掛けるアニメーション作品『ファミリー・ガイ』のキャラクターがプレイアブル・キャラクターとして登場する。
その他の「アップル・アーケード」の追加タイトルとして、マルチプレイ・アクション・ゲーム『バッドランド・パーティ』が5月6日に、『ゴート・シミュレーター』が5月13日に、3Dダーツ・ゲーム『プロ・ダーツ2022』が5月27日に追加されている。
「アップル・アーケード」では、現在200本以上のタイトルが配信されている。
その他のニュースとして、エヌヴィディア社はイギリスのエリザベス女王の在位70周年を記念した『マインクラフト』のマップを作成して、プレイヤーに無料で配信している。
Copyright © 2024 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.