マイクロソフトはXboxシリーズのための新しいウェブ・ブラウザの開発に取り組んでおり、グーグル・ステイディアに対応する見込みだと報じられている。
『ザ・ヴァ―ジ』によると、マイクロソフトは現在、Xboxのアルファ・スキップ・アヘッドを選択しているユーザーを対象に最新ブラウザであるクロミウム版マイクロソフト・エッジのテストを行っているという。今のところ新ブラウザについて公開されている情報は少ないが、記事によれば新しいクロミウム版エッジでは互換性に関するサポート体勢が改善され、グーグルのゲーム・ストリーミングサービスであるステイディアにもアクセスできることが明らかになっている。
ブラウザの機能を紹介するビデオの中で『サーロット』のブラッド・サムスは、このブラウザによって将来的にはマイクロソフトのxCloudサービスを介して家庭用ゲーム機でもゲームをストリーミングできるようになり得ると述べている。
マイクロソフトは現在、Xboxゲーム・パス・アルティメットのサービスとしてアンドロイド端末でクラウドゲームを提供している。同社は2021年春からPCとiOSデバイスでもウェブブラウザを通じたサポートサービスを開始すると発表している。
Xboxの代表であるフィル・スペンサーは昨年10月に「家庭用ゲーム機やPCでプレイしているプレイヤーが、携帯電話でプレイするプレイヤーと同じくらい簡単に閲覧できるようにしたい」と述べ、XboxコンソールでのxCloudのリリースを示唆していた。
その他のニュースとしては、マイクロソフトがゲームズ・ウィズ・ゴールドでXboxライヴとXboxゲーム・パスの加入者向けにリリースする新タイトルが発表されている。
3月のゲームは『ウォーフェイス: ブレイクアウト』、『VALA』、『メタルスラッグ3』と『ポートロイヤル3』の4本。現在ダウンロード可能なのは『ウォーフェイス』と『メタルスラッグ3』で、『VALA』と『ポートロイヤル3』は3月16日に利用可能になるという。
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