Photo: Konami

プレイステーション3用ソフト『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』がプレイステーション以外のハードに移殖されなかったのは、長らく噂されてきたソニー・インタラクティブ・エンタテインメントとの独占契約が理由ではなく、小島秀夫自身の考えによるものだったことが、元関係者の発言で明らかとなっている。

『ザ・ゲーマー』によると、この内容は現地時間5月23日にネット掲示板『リセットエラ』に投稿されており、昨年発売されたスティーヴン・L・ケントの著書『ビデオゲームの歴史 第2巻』に掲載されている。この本には、コジマプロダクションの元開発者であるライアン・ペイトンの言葉が掲載されており、長い間噂されてきた『メタルギアソリッド』シリーズを巡るソニー・インタラクティブ・エンタテインメントとの独占契約について、彼は次のように語っている。

「ゲーム業界では、ソニーが独占契約を結んでいるというのが通説でしたが、実際はそうではありません。小島秀夫がXbox 360への移植を選択していれば、おそらく上司はその決定を承認したと思いますが、彼にはそういう考えはなかったのです」

『ユーロゲーマー』によると、小島秀夫は2013年当時、『メタルギアソリッド レガシーコレクション』はストレージ容量の関係でXbox 360向けにはリリースしないと語っており、ライアン・ペイトンの発言を裏付けるものとなっている。

2013年当時、小島秀夫は「『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』のデータ量は非常に膨大です」と述べている。「(ストレージ容量が足りないため、)リリースしたくてもできないのです。Xboxの次世代機であれば、もしかしたらリリースできるかもしれません。もし、『メタルギアソリッド4』が収録されていないバージョンをXbox360向けに発売したら、それは『メタルギアソリッド レガシーコレクション』ではなくなってしまいます」

プレイステーション3専用ソフト『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』は、以前は定額制サービス「プレイステーション・ナウ」を通じてプレイステーション4でプレイすることができていたが、現在は「プレイステーション・ナウ」の対応タイトルに含まれていない。

また、コナミデジタルエンタテインメントは昨年11月に『メタルギアソリッド2』と『メタルギアソリッド3』についてオンラインストアでの販売を一時的に停止することを発表している。同社によると、両タイトルともライセンス更新が必要な歴史的な映像を使用しているため、記事執筆時点では両タイトルとも販売が停止されたままとなっている。

その他のニュースとして、『VGC』がネット掲示板『リセットエラ』に昨日投稿された内容について報じている。それによると、プレイステーション4専用ソフト『スパイダーマン』について、2014年当初マーベル・ゲームズはマイクロソフトとソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの両社にリリースを打診したが、マイクロソフトは断っていたことをマーベル・ゲームズの幹部が明かしている。

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