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現地時間5月14日に米ニューヨーク州バッファローで発生し、黒人が多く住む地域を意図的に狙ったとみられる銃乱射事件を受けて、ニューヨーク州司法長官のレティシア・ジェームズがツイッチやディスコードへの捜査を開始すると現地時間5月18日に発表している。

レティシア・ジェームズは両プラットフォームを個別に調査するとしており、「過去数か月」にわたる容疑者の投稿も捜査の対象となると述べている。また、容疑者が利用していた掲示板サイト『4chan』 と『8chan』も捜査対象に含まれるという。

現地時間5月14日に容疑者は米ニューヨーク州バッファローのスーパーマーケットで次々に買い物客を銃撃し、その様子をツイッチでライヴ配信していたが、ツイッチはライヴ配信が始まってから約2分後に映像を削除したと説明している。今回の銃撃事件で10人が死亡、3人が重傷を負っている。

容疑者は事件の前にディスコードを使って白人至上主義的な主張を広めていたほか、襲撃の計画や実行場所となる黒人が多く住む地域について語っていた。

レティシア・ジェームズは発表で次のように述べている。「バッファローでのテロ事件によって、憎悪(ヘイト)を拡散させるオンライン・フォーラムの闇深さと危険性が改めて明らかになりました。憎悪に満ちた行為を実行に移すため、一個人が平然と犯行計画を投稿し、それを全世界に向けて配信したという事実は、おぞましく、理解しがたいものです」

「被害者の死を悼み、その奪われた命の尊さを訴え続けるとともに、我々は今回の襲撃事件におけるこれらの企業の役割を調査するため、厳格な措置を取ります。危険で憎悪に満ちたプラットフォームが現実世界を荒廃させる様子を我々は何度も目にしてきました。このような事が二度と起きないよう、全力を尽くします」

関連ニュースとして、ディスコードとツイッチは今回の銃乱射事件の容疑者がプラットフォームを利用していたことに関する声明を発表している。ツイッチは「容疑者のアカウントを恒久的に停止するほか、当該動画を拡散するアカウントがないか監視するなど、あらゆる手段で適切な措置を取っています」と述べている。

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