2022年にリリース予定のリズムFPS『メタル:ヘルシンガー』にシステム・オブ・ア・ダウンのリード・ヴォーカルであるサージ・タンキアンのオリジナル楽曲が収録されることが明らかとなっている。
このニュースは開発元のジ・アウトサイダーズとパブリッシャーのファンコム社が現地時間5月19日に発表しており、クリエイティヴ・ディレクターのデヴィッド・ゴールドファーブは次のようにコメントしている。
「なんて言ったらいいんでしょう! 開発チームにはシステム・オブ・ア・ダウンのファンがたくさんいて、素晴らしいヴォーカリストたちの楽曲リストにサージ・タンキアンの曲が新たに追加されることは信じられない気分です」 と彼は語っている。「彼はこの楽曲を独自の方法で完全に自分のものにしています。私たちはとても興奮していますし、皆さんに早くゲームをプレイしていただきたいです!」
“No Tomorrow”というタイトルのこの楽曲は、ファンコム社の公式YouTubeチャンネルで公開中のトレイラー動画で聴くことができる。『メタル:ヘルシンガー』には他にも、アーチ・エネミーのアリッサ・ホワイト=グラズ、トリヴィアムのマシュー・キイチ・ヒーフィー、ラム・オブ・ゴッドのランディ・ブライズなどによるオリジナル楽曲が収録されている。
スチームの『メタル:ヘルシンガー』のページには次のように紹介されている。「『メタル:ヘルシンガー』は、ビートに合わせて敵を撃つことでより、興奮のゲームプレイが体験できるリズムFPSだ。リズムと同調すればするほど、音楽はより激しさを増し、こちらの攻撃の破壊力も増大していく」
「悪魔の大軍を、頭蓋骨で覆われた剣や多種多様な殺戮銃器で撃退しよう。それぞれの武器には、『マーダー・クロウ』や『ビッグ・グッドバイ』などの究極奥義が存在する。主人公たちの声を、受賞歴のある声優トロイ・ベイカーとジェニファー・ヘイルが演じる」
システム・オブ・ア・ダウンは当初ソイルの名で1994年に結成されて以来、今もなお誰もが知るメタルバンドとなっている。2005年の『ヒプノタイズ』以降はアルバムをリリースしていないにもかかわらず、アルバムとシングルのトータルセールスは4000万枚を記録している。
『メタル:ヘルシンガー』は2020年6月に開催された『IGN』のオンライン・イベント「サマー・オブ・ゲーミング 2020」で発表されており、プレイステーション 5、XboxシリーズX/S、PC向けに2022年内にリリースが予定されている。
その他のニュースとして、『コール オブ デューティ:ヴァンガード』のマルチプレイヤー・モードが日本時間5月19日午前2時から5月25日午前1時まで無料でプレイすることができる。
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