Photo: Disney/ Square Enix

『キングダム ハーツ』シリーズのNintendo Switchクラウド・ヴァージョンで、先週実施されたアップデートで「サーバー混雑状況」が表示されるようになっている。サーバーが混雑すると、ストリーミング経由でのゲームプレイに影響を与える可能性がある。

『コタク』によると、「サーバー混雑状況」はポータル画面に表示され、プレイヤーはこの表示を無視できるが、混雑時にはプレイに問題が生じる可能性がある。こういった問題は「Xboxゲーム・パス」などのサービスによって普及が進んでいるクラウドゲームのデメリットと考えられている。

「パッチver1.0.3」ではNintendo Switch版『キングダム ハーツ III+リマインド』に「パフォーマンス優先」モードと「グラフィック優先」モードが追加されており、どちらかを選んでプレイできるようになっている。「パフォーマンス優先」モードにすると安定したフレームレートでのプレイが可能となり、「グラフィック優先」モードではゲーム画面のヴィジュアルが向上する。

2022年初頭にクラウド版の『キングダム ハーツ』が発表された際、グラフィックスの遅延やフレームレートの低下、操作のタイムラグなどの不具合が起こる可能性があると指摘されていた。画面の解像度は720pに下げられ、シリーズ最初の2作品もフレームレートが30fpsに制限されていることが判明している。

スクウェア・エニックスは先日、『トゥームレイダー』、『デウスエクス』、『シーフ』など多くのタイトルのIPや欧米の開発スタジオなどをエンブレイサー・グループに売却すると発表している。また、同社は5月13日に決算発表を実施しており、IPエコシステムの強化のために新たなスタジオを設立予定であると発表している。

その他のニュースとして、アトラス社は毎年恒例の「一斉オンラインアンケート調査」を5月13日から5月16日までの期間限定で実施しており、『ペルソナ』シリーズなど同社の人気シリーズをXbox、Nintendo Switch、モバイル、PCなどのプラットフォームでプレイしてみたいかどうかユーザーに直接問いかけている。

『ペルソナ』シリーズの本編は元々プレイステーションの専用ソフトであったため、今後マルチプラットフォームでプレイできるようになると、同シリーズのさらなる発展につながる。さらに、アトラス社らしさを感じさせる要素は何かという設問では、キャラクターデザインや聴き応えのある音楽、ストーリーの面白さ・深さなどが選択肢として用意されている。

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