Photo: Respawn Entertainment

エレクトロニック・アーツはバトルロイヤル型FPS『エーペックスレジェンズ』の売上高が2019年2月のリリース以来、累計で20億ドル(約2,600億円)を突破したと発表している。

同社は現地時間5月10日に今年度の決算発表を実施しており、『エーペックスレジェンズ』が2022年3月31日に期末を迎えた第4四半期に「シーズン12」がこれまでで最高の業績となったことが明らかとなっている。同作の売上高は前年比で40%増加しており、2021年4月~2022年3月の1年間で累計売上高の約半分を占めることになる。

前年度(2020年4月~2021年3月)の売上高は6億ドル(約770億円)を超えており、その時点での累計売上高は10億ドル(約1,300億円)を達成していた。

関連ニュースとしては、『エーペックスレジェンズ』のiOS/Android版『エーペックスレジェンズ・モバイル』が5月18日から配信が開始される。モバイル向けに最適化されて、新しいストーリーのほかマップ、ゲームプレイ、ゲームモード、プログレッション機能、ライヴ・イベントが提供される。

また、『エーペックスレジェンズ』では最新の大型アップデート「シーズン13:救世主」が5月11日に開幕している。「英雄的防衛者」として新レジェンド「ニューキャッスル」が登場しており、彼は妹のアニタの前から長い間姿を消していたジャクソン・ウィリアムズだったことが判明している。

2022年3月には、『エーペックスレジェンズ』のプレイステーション5版とXboxシリーズX/S版がリリースされている。4K出力やHDRに対応しており、リフレッシュレートがフル60Hz対応となるほか、影を描写する際の解像度が向上している。また、プレイステーション5のデュアルセンス・コントローラーに搭載されている「ハプティック・フィードバック」や「アダプティブ・トリガー」機能にも対応しており、リフレッシュレート120Hzへの対応などは今後のアップデートで導入予定となっている。

『エーペックスレジェンズ』はリリース以来、勢いが衰えることなく、大成功を収め続けている。エレクトロニック・アーツの最高財務責任者であるクリス・スーは決算資料の中で「シーズン12」は「これまでで最も成功したシーズン」と述べている。

その他のニュースとして、シューティング・ゲーム『ドゥーム』のデザイナーであるジョン・ロメロが来年自叙伝を発売することを自身のツイッター・アカウントで発表している。大成功を収めた彼のキャリアのほか、波乱に満ちた幼少期についても掲載されるという。

また、カプコンは5月11日に2022年3月期の決算発表を実施しており、来期は「複数の大型新作タイトル」のリリースを予定していることを明らかにしている。

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