エレクトロニック・アーツは現地時間5月10日に開催された2022年の 第4四半期決算説明会(2022年1月から3月)で『バトルフィールド2042』について「これからも進化して、当社の代表作の1つとして重要な役割を担うことになると見込んでいます」と述べており、低迷する同タイトルの梃入れに取り組んでいることを改めて発表している。
『VGC』によると、エレクトロニック・アーツの最高経営責任者であるアンドリュー・ウィルソンは『バトルフィールド2042』について次のように述べている。
「当社は『バトルフィールド2042』の将来を長い目で見ています。『バトルフィールド2042』はゲーム業界内でも最高のシリーズの1つであり、最高のチームが開発を手掛けました。同タイトルは今後も進化して、この先何年にもわたって当社の代表作の1つとして重要な役割を担うと見込んでいます」
「また、リスポーン・エンターテインメントの最高経営責任者であるヴィンス・ザンペラが『バトルフィールド2042』の開発チームを率いており、素晴らしいリーダーシップを発揮してくれています。チームは『できるだけ早く面白いものを作る』という『ヴィンス・ザンペラ/リスポーン・エンターテイメント・モデル』を取り入れ、開発プロセスを根本から見直しています」
さらに、アンドリュー・ウィルソンはアップデートについて「すでに膨大な数のアップデートを配信しましたが、まだまだやるべきことが山積みです」と述べている。また、『バトルフィールド2042』の改善に向けた長期的な取り組みを「現状からさらに進化させるため、投資します」と語っている。
エレクトロニック・アーツは今年4月に『バトルフィールド2042』で「アップデート4.0」を配信し、2021年10月のリリース以来最多の「400を超える」改善を実施している。
その他、『バトルフィールド2042』は近い将来「Xboxゲーム・パス」に登場するのではないかと一部のファンの間で噂されており、実現すれば人気を高めるきっかけになると見られる。非公式のデータベースサイト『スチームDB』によると、現時点でPC版『バトルフィールド2042』のプレイヤー数は1日あたり最大2500人にとどまっているという。
その他のニュースとして、FIFAはエレクトロニック・アーツとの長年にわたるパートナーシップを解消し、今後は別のゲーム開発会社と提携して「最高の」サッカー・シミュレーション・ゲームを開発していくことを発表している。FIFAの会長であるジャンニ・インファンティーノはサッカー・シミュレーション・ゲームの他にも多数の新規タイトルを手掛けていると明かしており、「これらのタイトルはすでに開発に入っており、2022年の第3四半期のリリースを予定しています」と述べている。
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