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任天堂が年内にNintendo Switchの新しいモデルを発売する予定だと報じられている。

『ブルームバーグ』によれば、新しいNintendo Switchは現行モデルよりもサイズが一回り大きいサムスン製の有機EL(OLED)ディスプレイとタッチスクリーンを備え、4K出力にも対応するという。

サムスン・ディスプレイ社は7インチ、解像度720pの有機ELパネルの生産を「早ければ6月」に開始し、100万台の生産を目指していると報じられている。これは当該プロジェクトに詳しい関係者からの話で明らかとなり、関係者はディスプレイが7月頃に組み立て業者に出荷される予定であることも述べている。

『ブルームバーグ』によると、ディスプレイ・サプライチェーン・コンサルタンツ(DSCC)のアジア代表である田村喜男は次のように述べている。「有機ELパネルはNintendo Switchの現行モデルの液晶ディスプレイと比較すると、バッテリー消費量が少なく、画面上の映像のコントラストが鮮明で、おそらく反応速度も向上するはずです」

また、新モデルのNintendo Switchでは本体をテレビに接続した際に4Kの超高精細映像を出力できるようになり、現行モデルよりも高画質な映像が楽しめるようになるという。

任天堂には夏のホリデーシーズンに間に合うように新モデルを出荷することで、XboxやPlayStationに対抗するとみられている。

昨年には新型モデルのNintendo Switchが2021年初頭に発売されると噂されていたが、任天堂の代表取締役社長である古川俊太郎はそれを否定していた。

Nintendo Switchは2017年3月3日に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と同じく、発売開始から4周年を迎えている。

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