ワーナー・ブラザーズ・ゲームズはアクションRPG『ゴッサム・ナイツ』の初の公式ゲームプレイ動画を公開しており、主人公となる4人の「バットマン・ファミリー」のうち、ナイトウィングとレッドフードのゲームプレイがお披露目されている。
ゲームプレイ動画は現地時間5月10日に公開され、開発ディレクターのジョフ・エレノアがナレーションを担当している。動画ではバットマン亡き後のゴッサム・シティを守ろうと奮闘する主人公たちの戦闘スタイルや、市街をパトロールする際の移動手段が詳しく解説されている。
アクロバティックな戦闘を得意とするナイトウィングは空中グライダーで空を舞ったり、その身体能力を生かして縦横無尽な近接バトルを展開していく。一方で、レッドフードは両手に構えた銃と、「ミスティカルリープ」と呼ばれる移動能力を駆使する戦闘スタイルを披露している。動画によると、プレイヤーはマップ上に表示された犯罪の発生ポイントを選択して、各地点へと移動できるようだ。
約14分間におよぶ最新ゲームプレイ映像では、2人の主人公がゴッサム・シティのいたる所に潜む敵に挑んでいく姿が描かれており、ジョフ・エレノアは『ゴッサム・ナイツ』で発生する犯罪について「各事件には独自のルールとミッションが設定されており、ミニゲームのような役割を果たしています」と述べている。
また、実際のゲームプレイ映像と合わせてナイトウィングとレッドフードの協力プレイの詳細が語られているほか、主人公はそれぞれ独自の超人的アビリティを持ち、戦闘を通して「モメンタム・バー」というケージが充填されることでそのアビリティが発動するという。
動画ではさらにバットマン・ファミリーの拠点「ベルフライ」の様子が公開されている。プレイヤーは「ベルフライ」に設置されたバット・コンピューターにアクセスすることで、マップやクエスト、ストーリーの進行などを確認できる。
「ベルフライ」には主人公の装備を設定・アップグレードできるコーナーも用意されており、ミッションへの挑戦や犯罪の解決を通して、様々な機能を持った装備キットの設計図や素材が手に入る。動画では「バットマン・ファミリー」の一員であるバットガールとロビンの姿も本拠地「ベルフライ」で確認できるものの、2人のゲームプレイに関する情報は告知されていない。
作品のストーリーに関してジョフ・エレノアは「主人公たちは、バットマンの死から立ち直る途中です」と説明しており、動画の中盤にはバットマンを失った主人公たちの葛藤を描いたシーンが登場する。この他にもナイトウィングとレッドフードによる潜入ミッションの一部始終や、主人公たちが立ち向かうことになる敵「梟の法廷」の最新情報が今回のゲームプレイ動画で紹介されている。
『ゴッサム・ナイツ』のリリースはプレイステーション5とXboxシリーズX/S版が2022年10月25日、PC版が10月26日に予定されているが、プレイステーション4版ならびにXbox One版については発売中止が発表されている。なお、現在プレイステーション、Xbox、スチームの各ストアでは「スタンダード・エディション」に加えて、本編とアニメ『バットマン・ビヨンド』をモチーフにした限定装備・アイテム・コスチュームなどのダウンロード・コンテンツが収録された「デラックス・エディション」の予約が受付中となっている。
さらに、次の特典が収録された「コレクターズ・エディション」の発売も決定している。
・「デラックス・エディション」の特典すべて
・著者ジム・リーによる作品証明書
・デラックス・エディション限定のコスチューム
・16ページのヴィジュアルブック
・ゴッサム・シティの限定マップ
・鍵型のチャーム
・「バットマン・ファミリー」4人のキャラクター・ジオラマ
なお、各エディションの予約購入者はもれなく、1956年に発売された雑誌『DCコミックス:第233号』に登場する「バット・サイクル」をモチーフにしたバイク「233カスタム バットサイクル」を獲得できる。
その他のニュースとして、『ゴーストワイヤー:トーキョー』のディレクターである木村憲司は、『IGNジャパン』によるインタヴューで同タイトルについて「(非常に手ごたえを感じたプロジェクトだけに、今後は)ダウンロード・コンテンツや続編のアイデアが出てきて、作りたくなるんだろうなと思います」と語っている。
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