Photo: Rich Fury/VF20/Getty Images

元『IGN』のジャーナリストであるザカリー・ライアンは、7年ほど前にカニエ・ウェストが任天堂の宮本茂に自らがプロデュースするゲーム『オンリー・ワン』を一緒に開発してほしいと直談判したエピソードをツイッターで公表している。

カニエ・ウェストは「E3 2015」の会場にいた宮本茂を訪ねると、彼の亡き母・ドンダが登場するゲームを制作してもらえないかと直談判して、サウンドトラックは自らが監修したいと申し出たという。

ザカリー・ライアンは当時の状況について語った宮本茂本人の話をツイートしている。

「宮本茂によると、カニエ・ウェストが突然任天堂のブースに現れて、約束していないけれど宮本に取り次いでもらえないかと言ったそうです。面会が叶うと、宮本茂に直接ビデオゲームの試作品を見せたそうです」

「プレイヤーがカニエ・ウェストの亡き母となって天国に行くというゲームで、サウンドトラックは彼自身が監修する予定だと語ったそうです。宮本茂はカニエ・ウェストが自分にビデオゲームを売り込んできたことが信じられなかったという様子でした」

「宮本茂はゲームの内容を詳しく説明してくれました。話を聞きながら、驚きのエピソードに思わず私も笑ってしまいました。彼は説明した後にうなずいて『とても印象的でした』と言いました。そして、しばらく間を置いてから、『とても感動しました』と続けたのです」

「宮本茂は会心の笑みを浮かべると『カニエ・ウェストが任天堂とゲームを作りたかったのですよ』 その後、英語で『ワーォ!』と言って、両手の親指を立てました」

カニエ・ウェストは2016年、自身のファッション・ブランド「イージー(YEEZY)」のイベントがニューヨークで開催された2週間後にゲーム『オンリー・ワン』の制作を発表している。その後、「E3 2016」で同作のトレイラー映像が公開されている。

2019年の時点で、『オンリー・ワン』の開発を手掛けていたエンサイクロペディア・ピクトラ社は次のようにコメントしている。「E3 2016以降も、ゲームの開発設計、製品設計、試作、再開発、さらにまた製品設計や試作といったさまざまな段階を経て、継続的にプロジェクトに取り組んできました」

しかし、その後、海外のゲームメディア『ザ・ゲーマー』が同スタジオに問い合わせたところ、このプロジェクトにはもう関わっていないと述べている。

その他のニュースとして、イギリスのエリザベス2世に献上するために作られた純金製のニンテンドーWiiがオークションサイト「ゴールディン」で出品中となっている。

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