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ニンテンドー・オブ・アメリカの社長だったレジナルド・フィサメィは、『マザー3』が海外向けに発売されなかった理由を訊かれて「ビジネス面での売上が見込めなかったから」だと説明している。

『ブルームバーグ』は5月7日付でインタヴュー記事を掲載しており、『マザー3』が欧米で発売されなかった理由について「作品の際どい内容にあるのか?」という質問に対してレジナルド・フィサメィは次のように答えている。

「『マザー3』の内容は、欧米で発売されなかったことと全く関係ありません。コアなファンがついていますが、ビジネス面での売上が見込めなかったことが欧米での発売に至らなかった理由です」

『マザー3』は2006年にゲームボーイアドバンス向けに日本限定で発売されているが、海外のファンによる非公式の翻訳パッチが配信されている。『マザー3』は『マザー2 ギーグの逆襲』の続編となっており、作中には『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズで海外のファンにも知られている「リュカ」が主人公の一人として登場している。

今年2月には、『マザー3』のプロデューサーである亀岡慎一が『ニンテンドー・エヴリシング』のインタビューで「(『マザー3』が)アメリカやヨーロッパでも発売されることを願っています。ゲームを愛する1人のゲーマーとしても、英語版『マザー3』が海外でリリースされることを待ち望んでいます」とコメントしている。

しかし、現時点では『マザー3』の海外での発売は未定となっており、レジナルド・フィサメィは『カインダ・ファニー・ゲームズキャスト』のインタヴューで次のようにコメントしている。「(『マザー3』の発売については)期待しないでください。私はもう任天堂に籍を置いていないので、同作が今後リリースされるのかどうか何もわかりません」

さらに、かつて任天堂で代表取締役社長を務めた岩田聡についても触れている。「岩田さんは、『マザー』シリーズに対するファンの情熱を心から理解していました。初代『マザー』がバーチャル・コンソール(過去タイトルをWii、Wii U、3DSでプレイできるサービス)に登場した時も、彼が指揮をとっていたことを忘れてはいけません。数多くの人々の情熱が『マザー』シリーズに注がれていることを、任天堂も理解しています」

他にもレジナルド・フィサメィは、『マザー3』の発売を熱望しているのはあくまでも「少数のファン」であることを指摘して、任天堂がこの限られたファン層に向けてどのように時間やお金などのコストをかけるべきか策を練っているのではないかと述べている。

その他のニュースとして、吉田直樹は5月6日にライヴ配信された「ニーア リィンカーネーション 公式生放送 #9 ~FF14コラボ特番~」で、『ファイナル・ファンタジーXVI』の最新のトレイラー動画が既に完成しており、まもなく公開される見通しだとコメントしている。

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