最新作『ファイナル・ファンタジーXVI』について、プロデューサーの吉田直樹が最新のトレイラー動画が既に完成しており、まもなく公開される見通しだとコメントしている。
海外メディア『ポリゴン』によると、吉田直樹は5月6日に配信された生放送番組「ニーア リィンカーネーション 公式生放送 #9 ~FF14コラボ特番~」に出演しており、『ファイナル・ファンタジーXVI』についても言及している。彼の発言は番組終了後にツイッター・ユーザーのオードリーに英訳されて、早速海外メディアでも紹介されている。
先日、ユニクロのフリー雑誌『UTマガジン』に吉田直樹のインタヴュー記事が掲載されて、『ファイナル・ファンタジーXVI』の「開発が大詰めです」と語ったコメントが話題となっていたが、6日配信の生放送番組での発言にも注目が集まっている。彼は番組の中で、最新作の新たなトレイラー動画が既に完成しているものの「ちょっと諸事情があって(公開を)ズラした」と語っており、動画はまもなく一般公開される見通しだと説明している。
FF16 news by Yoshi-P from the NieR Re[in]carnation stream:
-The trailer is done. Certain factors caused the announcement to be delayed, but it should drop “soon”
-Dev team spent a long time polishing and debugging the game
-The game is pretty much complete
LET’S GOOO!!! pic.twitter.com/epeAc9oqWo
— ☆オードリーAudrey☆ (@aitaikimochi) May 6, 2022
また、番組では『UTマガジン』のインタヴューで情報公開したことで、スクウェア・エニックスのアメリカの広報担当から「お叱りを受けた」と冗談まじりに明かしている。同タイトルについては、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて昨年12月に開発の遅延を公表していた。今回、吉田直樹は開発状況について「だいぶ形にはなっている」と語っており、開発チームの方で「ひたすら通しプレイをして、磨き上げをして、デバッグをして、最適化を徹底して、ちょっとそこを長く取らせてもらおうと思っている」と述べている。
番組での吉田直樹のコメントをもとに、ツイッター・ユーザーのオードリーは「(最新作は)ほぼ完成している状態」とツイートしており、作品が完成したり、生産段階に入ったわけではないと強調している。
プレイステーション5専用ソフトとして2020年に正式発表された『ファイナル・ファンタジーXVI』は、現段階では発売日は未定となっている。制作発表時に公開されたトレイラー動画では、クリスタルの巨塊「マザークリスタル」の加護を受ける大地「ヴァリスゼア」で繰り広げられる壮大な物語のあらすじと戦闘シーンの一部を確認できる。
なお、吉田直樹は最新作の開発遅延を発表した際に、次なる情報の公開は「2022年春頃」になるとしていた。最新トレイラー動画は今後数週間の間に公開される可能性が高い。
『ファイナル・ファンタジーXVI』の公式サイトでは現在、作品の世界観やキャラクターの詳細が公開されている。
その他のニュースとして、海外メディア『VGC』は今年3月にリリースされたアクションRPG『バビロンズフォール』のスチームでのプレイヤー数が振るわず、4月30日から5月7日の7日間での最高同時接続プレイヤー数が100人に届かなかったことを報じている。さらに現地時間5月4日には、同時接続プレイヤー数がたった1人にまで落ちこんだ時間帯があったという。
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