Photo: Valve

アーケイン・スタジオが手掛けていたFPSゲーム『ハーフライフ2』のスピンオフ作品『レーベンホルム』の約1時間にわたるゲームプレイ動画が現地時間5月4日に公開されている。同作品は10年以上前に開発が中止されて未発売となっている。

ビデオゲームのドキュメンタリーを専門にするYouTubeチャンネル「ノークリップ(Noclip)」がこの動画を公開しており、いくつかのチャプターに分けてゲームの詳しい背景を説明している。なお、動画のゲームのバージョンは開発の終盤に進捗状況をヴァルヴ社に見せるため制作されたものであり、完成版ではないという。

「ノークリップ」のダニー・オドワイヤーによると、『レーベンホルム』でプレイヤーは特殊防護服「HEVスーツ」を着用しているが、『ハーフライフ』シリーズの主人公「ゴードン・フリーマン」ではないという。

アーケイン・スタジオはアクションRPG『ダークメサイア オブ マイト&マジック』も手掛けており、このゲームに登場する「敵をひるませる呪文や攻撃の仕組み」が『レーベンホルム』にも取り入れられていると語っているほか、導管を設置して電流をある地点から別の地点へと流していくことで、電気を復旧させる仕組みも紹介されている。この電気を発生源から順に通電させていくというシステムは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』で採用されている仕組みと似ている。

『レーベンホルム』は別名『ハーフライフ2:エピソード4』としても知られており、2006年から2007年にアーケイン・スタジオが開発を手掛けていた。ヴァルヴ社のマーク・レイドローは2012年に行われたインタヴューで、アーケイン・スタジオとは一緒に開発に取り組みたかったものの、前作で敵キャラクターである寄生虫の「ヘッドクラブ」や「ゾンビ」などのアイデアを使い切ってしまったほか、『レーベンホルム』の舞台が『ハーフライフ2』の本編終盤に設定していたことなどが、最終的にプロジェクトを制限してしまい、これ以上の開発は難しいと感じたと語っている。

『レーベンホルム』の開発プロジェクトの詳細は2020年に公開されたアーケイン・スタジオの歴史を紹介するドキュメンタリー動画「The Untold History of Arkane」で確認できる。

その他のニュースとして、2022年10月にリリースが予定されるサバイバル・ホラー・ゲーム『サンズ・オブ・ザ・フォレスト』のスチーム・ストアページが公開され、新たなプロットの詳細や四季が移り変わる「季節システム」が導入されることが明らかになっている。

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