Photo: Behaviour Interactive

ビヘイヴィア・インタラクティヴは『デッド バイ デイライト』に登場するサバイバー「デイビット・キング」について、シリーズ初となる性的マイノリティ「LGBTQIA2+」のキャラクターになることを正式に発表している。「デイビット・キング」の過去は、4月29日に配信される新たな学術書11『献身』で明らかになる。

学術書11『献身』では、謎多き人物である「観察者」が塔にやってくる謎の集団から「あらゆるシナリオには終わりがある」というメッセージを受け取って塔を去ると見られており、物語の流れが大きく変わると考えられている。

また、双子のキラー「ツインズ」の記憶「永遠に一緒」や、自身の性自認について思い悩む「デイビット・キング」の葛藤を描いた記憶「キングでいることの大切さ」も登場する。

「デイビット・キング」は2017年に初めて登場して以来、多くのファンから愛されるキャラクターとなっていたが、サバイバーが閉じ込められている「霧の森」に連れてこられるまでの彼の人生はほとんど明かされて来なかった。

ビヘイヴィア・インタラクティヴはプレスリリースで、学術書11『献身』について次のように説明している。「『献身』ではデイビット・キングが苦悩しながらも自身のアイデンティティとセクシュアリティを受け入れていく姿が描かれており、ファンの皆さんはゲームを通じて彼の新たな一面を知ることができます。デイビット・キングの記憶はパブが舞台となっており、恋愛関係についての会話をきっかけにボーイフレンドや私生活が語られます」

同社は学術書11『献身』でLGBTQIA2+のテーマを扱うことから、誤った表現利用や誤解を避けるため、LGBTQIA2+のテーマを著名なゲームに取り入れるための専門知識を提供している組織「ゲーマー・エックス」の協力のもと制作している。

『デッド バイ デイライト』のクリエイティヴ・ディレクターであるデイヴ・リチャードは、ゲーマー・エックスを外部パートナーとして招いた理由を次のように語っている。「エンタテインメントにおいて、多様性を正しく表現することは重要です。適切な表現を取り入れるためには専門家と協力し、時間をかけて取り組む必要がありました。『デッド バイ デイライト』は世界中のプレイヤーがありのままでいられる空間へと進化しており、大変嬉しく思います」

ゲーマー・エックスのエグゼクティヴ・ディレクターであるケイティ・カイトチャックは「全力で開発に取り組むチームと一緒に、彼の物語を作り上げることができたのは、やりがいがあり、刺激的な仕事でした」と振り返っている。

『デッド バイ デイライト』のプレイヤー・エクスペリエンス部門でディレクターを務めるテラ・ブランニガンは次のように語っている。「『デッド バイ デイライト』は実際のコミュニティの意見を反映しています。プレイヤーはこれまで、適切に多様性を表現する必要性を訴えてきました。私たちは皆さんの声を聞いていますし、これらの物語に命を吹き込むことができて大変嬉しく思っていることを、改めてお伝えしたいです。ビデオゲームはみんなのものであり、文化、コミュニティ、性別、志向に関係なく、ゲームの中では誰もが主人公になれます」

その他のニュースとして、現地時間4月25日に開催された「ゲイミング・アウォーズ2022」で『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』が「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」大賞を含む最多3部門を受賞したことが報じられている。

また、パズルゲーム『アンパッキング』が「ベスト・LGBTQインディ・ゲーム」部門を受賞したほか、『マインクラフト』のストリーマーとして知られるエイムジーが「LGBTQストリーマー・オブ・ザ・イヤー」を獲得している。エイムジーは今年3月に自身のツイッター・アカウントを通じて、レズビアンであることを公表していた。

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