Photo: Sega/YouTube

セガは6月にリリースする『ソニックオリジンズ』に収録予定の『ソニック』初期4作品について、オンライン・ストアから削除する方針を発表している。

セガは4月26日付のプレスリリースで、『ソニックオリジンズ』に収録される全タイトルを5月20日までに一部のオンライン・ストアから削除することを明らかにしている。

『ソニックオリジンズ』にはデジタルリマスター化された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2&ナックルズ』、『ソニックCD』が収録される。

なお、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』と『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は、セガの復刻版シリーズ「セガ・エイジズ」で引き続き購入可能となっており、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』は「Nintendo Switch オンライン + 追加パック」でもプレイできる。一方、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2&ナックルズ』と『ソニックCD』については、今後『ソニックオリジンズ』以外でプレイできるかどうかは明らかになっていない。

『ソニックオリジンズ』は6月23日発売となっている。なお、通常版の価格は税込4,389円となっており、各収録タイトルのスチームでの販売価格よりも割高となっている。

セガと同様に、ロックスター・ゲームスも2021年10月に『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』の発売に先立って収録タイトルをスチームから削除しており、ファンからは削除を惜しむ声が上がっていた。しかし、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』の発売後、正常なゲームプレイができないほど多くバグが発生したことを受けて、ロックスター・ゲームスは「ファンの期待に応える作品ではなかった」という声明を公式サイトに掲載するとともに、削除されたタイトルがスチームで再リリースされている。

ゲーム業界では昨年からゲーム保全運動が盛んになっており、今回セガが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の各タイトルをオンライン・ストアから削除することを疑問視する声も上がっているという。

他にも、プレイステーションの開発チームの一人であるギャレット・フレドリーは4月25日に自身のリンクトイン・ページで、ソニーがプレイステーションの過去タイトルの保全チームを結成したことを明らかにしており、「我々が築き上げてきたゲーム産業の歴史が忘れられないように」活動していくという。なお、現在この投稿は削除されているが、彼のツイッター・アカウントで同じ投稿が確認できる。

Xbox部門責任者のフィル・スペンサーも2021年11月に『アクシオス』のインタヴューで、過去のレトロゲーム作品を保護するために、ゲーム産業全体が協力して「合法的なエミュレーション」を可能にすべきだと発言していた。

その他のニュースとして『ワシントン・ポスト』紙は4月22日に、ネットフリックスが約50種類のモバイル・ゲームを2022年末までにリリースする予定であると報道しており、同社が提供しているストリーミング・サービスの利用者数の減少を補うためにモバイル・ゲーム・コンテンツを拡充していくと見られている。

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