昨年2月に早期アクセス版がリリースされたオープンワールド型サバイバルゲーム『ヴァルヘイム』の累計販売本数が1000万本を突破したことを受けて、パブリッシャーのコーヒー・ステイン・スタジオと開発元のアイロン・ゲート・スタジオがコメントを発表している。
『ヴァルヘイム』の公式ツイッター・アカウントは累計販売本数が1000万本を突破したことを4月25日にツイートしている。同タイトルはスチームの最高同時接続プレイヤー数が約50万2000人を記録しているほか、作品に寄せられた29万3000件を超えるレヴューのうち95%から「おすすめ」と評価されており、全体評価で「圧倒的な好評」を獲得している。
アイロン・ゲート・スタジオの最高経営責任者であるリチャード・スヴェンソンは、『ヴァルヘイム』のリリース1年目を振り返って「『ヴァルヘイム』がこれほど成功するとは夢にも思わず、(開発チームの誰もが)大変目まぐるしい日々を過ごした1年でした」とコメントしており、次のように続けている。
「『ヴァルヘイム』が世界中で何百万人ものプレイヤーに愛されていることを光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。我々はこれまで以上に高い志を持ち、着実にバイオーム、ミストランドのアップデート配信に向けた準備を進めています。神秘的なミストランドのコンテンツのフル・リリースが待ちきれません」
3月1日に配信されたアップデートではバイオーム「マウンテン」に新ダンジョンや戦利品が追加され、年内にはバイオーム「ミストランド」の大型アップデートにともない、新たな探索要素、敵、武器といったコンテンツの配信が予定されている。
コーヒー・ステイン・スタジオのパブリッシング部門でヴァイス・プレジデントを務めるアルベルト・セーヴストロムは、「『ヴァルヘイム』の早期アクセス版のリリースから1年間を、アイロン・ゲート・スタジオとともに見届けることができ、大変光栄に思います」と語っている。「彼らはノウハウとゲーム開発への情熱のすべてを賭けて作品制作に臨んでおり、その成果が世界中の何百万人という人々の喜びにつながっていく光景を間近で見ることができ、大変恐縮です」
なお、コーヒー・ステイン・スタジオはロシアによるウクライナへの軍事侵攻で被害を受けた人々への支援として、今年3月にセーブ・ザ・チルドレンや赤十字社など複数の慈善団体に20万7000ポンド(約3100万円)を寄付している。
その他のニュースとして、『ディアブロ イモータル』のPC・モバイル向けのリリースが6月3日に決定している。
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