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ニンテンドー・オブ・アメリカが「労働組合を結成する従業員の権利を侵害し、圧力をかけた」として同社の従業員が全米労働関係委員会に労働法違反の申し立てを行ったことに対して、同社がコメントを出している。

先日、ニンテンドー・オブ・アメリカの匿名の従業員らは同社が威圧的な行動や言動、報復、懲戒、解雇、採用拒否などを行ったとして全米労働関係委員会に労働法違反の申し立てを行っていた。

これに対してニンテンドー・オブ・アメリカは『ユーロゲーマー』で次のように主張している。「当社は、機密情報の漏えいを理由に解雇した元従業員が、別の理由で全米労働関係委員会に訴状を提出したことを把握しています」

「労働組合の結成や関連する活動については把握していませんが、全米労働関係委員会の調査には協力するつもりです。すべての社員・契約社員にとって働きやすい職場環境の提供に全力を尽くしており、労働問題に関して真摯に対応します」

ニンテンドー・オブ・アメリカに関する今回の労働法違反の告発を受け、別の元従業員が自身のツイッター・アカウントで、同社での勤務を「ストレスが非常に多く、人生で最も酷い経験だった」と振り返っている。

ニンテンドー・オブ・アメリカで労働法違反の申し立てがなされたのは今回が初めてだが、他のゲーム会社でも従業員の告発が相次いでいる。

アクティヴィジョン・ブリザード社は従業員に対して「威圧的な行動」をとって労働組合の結成を阻止しているとして、全米労働関係委員会から提訴されている。同社の子会社であるレイヴン・ソフトウェア社では、現在も組合の結成に向けた取り組みが続けられているが、4月上旬に発表された品質管理部門の時給の引き上げの対象外になった従業員もいる。

ユービーアイソフトの従業員も職場環境の改善を求める交渉を続けている。

その他のニュースとして、フェイスブックことメタ社のCOOであるシェリル・サンドバーグが、イギリスの新聞社に対し、アクティヴィジョン・ブリザード社の最高経営責任者であるボビー・コティックが元交際相手の女性から訴えられていたという記事を表に出さないよう圧力をかけ、記事を公開した場合には同新聞社とメタ社の「ビジネス関係」が損なわれるとサンドバーグが発言したと報じられている。サンドバーグはこの疑惑を否定する声明文を出している。

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