ライアットゲームズは『リーグ・オブ・レジェンド』の世界を舞台にした大規模多人数型オンラインゲーム(MMO)を「リリースしない可能性」を明らかにしている。このMMOタイトルについては2020年に開発中であることが報じられていた。
ゲーム・ニュース・サイト『マッシヴリーOP』によると、「MMOプロジェクト」のエグゼクティヴ・プロデューサーであるグレッグ・ストリートは自身のツイッター・アカウントで「このタイトルがリリース出来る保証はありません。開発状況については楽観視していますが、実際にリリースするまでどうなるか分かりません」と述べており、品質が社内基準を満たせない場合は、同プロジェクトが頓挫する可能性があるとしている。
さらに、「ライアットゲームズは高い品質基準を定めており、プレイヤーの皆さんの期待値も高くなっています。私たちは皆さんを失望させるような作品をリリースすることはありません」と続けている。
There is no guarantee this game will ship. We are optimistic, but you just never know until it does. However assuming it does, this will be the fourth major franchise I have worked on (AoE, WoW, LoL), and likely the last. And I am very okay with that. It will be a good final act.
— Greg Street (@Ghostcrawler) April 8, 2022
また、グレッグ・ストリートは「ゲームの出来が良くない場合、つまり、ファンの皆さんを失望させるものになると判断した場合にはリリースを取りやめます。大げさに宣伝し、2週間ほどで消えていくようなゲームはリリースしたくありません」と述べている。
一方、開発状況については「順調です。そして最高の開発チームです」と明言しており、滞りなく進んでいるという。
グレッグ・ストリートはMMOタイトルとライアットゲームズが手掛けるタイトルの両方で開発経験があり、以前は『リーグ・オブ・レジェンド』と『ワールド・オブ・ウォークラフト』の制作にも携わっていた。
ライアットゲームズは2009年に『リーグ・オブ・レジェンド』をリリースして以来、『ヴァロラント』に加えて『リーグ・オブ・レジェンド』を元にした『レジェンド・オブ・ルーンテラ』や『チームファイト タクティクス』の開発を手掛けている。また、パートナースタジオが手掛ける『リーグ・オブ・レジェンド』の派生作品の販売は社内レーベルであるライオット・フォージが担っている。
その他のニュースとして、1994年に発売されたRPG『ライブ・ア・ライブ』のリメイク版では「HD-2D」が用いられることが明らかになっている。「HD-2D」とはドット絵に3DCGの画面効果を加えたグラフィック表現で、2018年にリリースされたRPG『オクトパス・トラベラー』で採用されている。リメイク版『ライブ・ア・ライブ』はNintendo Switch向けに7月22日にリリース予定となっている。
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