Photo: Ubisoft

ユービーアイソフトが同社を代表するゲーム・シリーズ『ゴーストリコン』の最新作を開発しているのではないかと報じられている。この最新作は「オーバー(OVER)」というコードネームで呼ばれているという。

『コタク』によると、コードネーム「オーバー」と呼ばれる『ゴーストリコン』シリーズ最新作の開発が進んでおり、ユービーアイソフトのパリ・スタジオが1年以上前から開発を進めているという。なお、「オーバー」という名称は、2021年9月にエヌヴィディア社のクラウド形式のゲーム配信サービス「ジーフォース・ナウ」(ベータ版)上でデータマイニングにより発見されたリスト内で既に確認されている。

ユービーアイソフトは2021年10月に、『ゴーストリコン』シリーズの発売20周年を記念したタイトル『ゴーストリコン フロントライン』を発表したが、ファンの反応は芳しくなかった。2022年1月には非公開のプレイ・テストが実施されたが、レディット・ユーザー「Parzalai」がリークしたゲームプレイ動画に対してファンから否定的なコメントが寄せられる結果となった。現時点で『ゴーストリコン フロントライン』のリリース日は発表されていない。今回話題となっている「オーバー」の内容は明らかになっていないが、『ゴーストリコン フロントライン』がライヴ・サービス型のゲームであることから「オーバー」では別のゲーム・システムが導入されるのではないかと推測されている。

『ゴーストリコン ブレイクポイント』の公式ツイッター・アカウントでは4月6日に、アップデートの終了が次のように発表されている。「初めに、本作をプレイして下さったファンの皆様に感謝申し上げます。これまでの4ヶ月、新ゲームモードの『オペレーション・マザーランド』や『ゴーストリコン』シリーズの20周年を記念したゲーム内コスチュームやクォーツ(ユービーアイソフト独自のNFT)のアイテムなど、様々な追加コンテンツを配信してきましたが、この度新コンテンツの追加を終了することをお知らせします」

ユービーアイソフトは海外限定の試みとしてPC版『ゴーストリコン』に「クォーツ」と呼ばれる独自のNFT(非代替性トークン)を導入しており、今後別のゲームタイトルへの導入も計画しているという。同社は4月6日に『ゲームインダストリー・ビズ』のインタヴューでNFTに対する方針を訊かれて、「今後も『ゴーストリコン』や他のタイトルで(NFT関連の)様々な機能を追加していくのでご期待ください」と答えている。

その他のニュースとして、ポリフォニー・デジタルは4月7日、『グランツーリスモ7』でアップデート1.11をリリースしている。3月25日にリリースされた「アップデート1.09」では「事前の予告なしにリワードデザインの変更が行われ」たことが原因で、ファンの間で「不満と混乱」が生じていた。アップデート1.11では、レースおよびそのリワードの全体が見直されて「ワールドサーキット後半のイベントにおいて、獲得できる賞金の額」が増加している。

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